YUPINの投資と暮らしの日記

主に投資や、日常について書いています。

TOKYO BASEの株主優待が届く【TOKYO BASEでの失敗を今後の投資に活かします】

4月18日投資成績

 本日の保有株の含み損益は前日比+437,385円となりました。

 今日の株式市場は台湾のTSMCが市場予想を上回る好決算(売上高前年比13%増・純利益前年比9%増)を発表したため、緊張がやや緩むかたちとなり、直近で大きく下げていた反動から全指数が反発しました。

 ここら辺の水準で値固めをしてくれれば上値が重くとも安心感が出てくるのですが、まだまだ神経質な相場は続くものとして心しておくとしましょう。

TOKYO BASEの株主優待

 TOKYO BASEから定時株主総会招集通知が届き、今年も株主優待の案内が同封されていました。

TOKYO BASEの株主優待

 同社は保有株式数に応じて10%の割引券(オンラインクーポン)が複数枚配布されます。

TOKYO BASE ホームページから

 

 同社は「日本発を世界へ」をスローガンとして、世界に発信するファッションカンパニーを創造し、顧客・従業員・取引先・株主の幸せと夢を実現します。

 と招集通知に書かれていましたが、中国事業がネックとなっており、2024年期は売上高こそ増収となっているものの、依然しっかりと利益を出せる状態ではなく、長期低迷する株価により少なくとも株主を幸せにはしていません。

TOKYO BASEの10年チャート SBI証券から

 

 新型コロナで外出の機会が減ったことや、最近ではあらゆる物価が高騰していることと、賃上げが物価の上昇に追いついていないことから、高価格帯の商品を扱う同社の環境はまさに逆風の真っただ中という感じでしょう。

 優待券ももともと価格が高い同社商品の10%オフと魅力が低いため、我が家では使うことが無く、いつも期限切れを迎えています。

 つまり、我が家では無価値ということになります。

 同社へは日本の質の良い衣類を世界が評価して、大きく成長するブランドになるのではないかという期待から投資をしましたが、今のところそんな期待も望み薄となり、実際に私も利用しないところの優待券などもらっても1円の価値もありません。

 「自分が分かっているものに投資する」という投資の原則に反して行った投資であるために、現在の長期塩漬けという状況を生んでしまっています。

 同社についてはいつか復活する日を迎えるとは思いますが、そのタイミングはいつになるのか、今は全く分かりません。

 中途半端な上昇トレンドに乗って軽い気持ちで投資をしたことによる失敗例として、TOKYO BASEと同じ失敗をしないように含み損の数字を見るたびに気持ちを引き締めて今後の投資に活かしていかないといけないと思っています。

三機サービスが3Q決算を発表【先行投資の増加により急失速も長期目線では成長への布石ととらえています】

4月17日投資成績  

 本日の保有株の含み損益は前日比−284,003円となりました。

 昨夜の米国株式市場は良好な企業決算を受けて7営業日ぶりにダウ平均が反発するも、パウエルFRB議長が「予想されていた期間よりも長く高水準の金利を維持することが必要となる可能性がある」という見解を示したため、引き続き円安・ドル高の流れが続いています。

 日本市場は日経平均が一時反発するも、止まらない円安への警戒感もあり、下落に転じ、全指数の下落が続いています。

 日経平均株価も509円安の37,961円と38,000円を割り込んでいますので、年初からの上げ相場は終了したと見るべきですね。

IMFが口先介入

 IMF(国際通貨基金)のエイドリアン金融資本市場局長が「為替の変動が激しい場合には為替市場への介入が適切になる可能性がある」と述べて口先介入を行いました。

 「特別な環境次第だ」とも付け加えたため、あくまでも市場の動きが行き過ぎた場合のみとのことですが、IMFの発言は日本の為替介入の容認ともとれるので、急激な円安の進行にようやく歯止めがかかるかもしれません。

三機サービスが3Q決算を発表

 三機サービス(6044)が3Q決算を発表しました。

 3Q決算IR

https://ssl4.eir-parts.net/doc/6044/tdnet/2420752/00.pdf

 前期比で売上高は41.5%、営業利益は35.6%、経常利益は37.0%の増加していますが、純利益は5.2%減少となっています。

 通期業績予想値に対する進捗率は売上高で78.7%、営業利益64.3%、経常利益65.3%、純利益63.4%となっており、2Q業績がとても良かったことに比べると、急失速した感が否めません。

yupin.hatenablog.com

 決算短信を確認していくと、販管費及び一般管理費が採用・教育といった人的資本の拡充に取り組んだことにより前期比で29.2%増加したことが利益が減っている要因と分かりました。

 このことに関しては、売上高は通期業績予想に対して進捗も良好で着実に伸びていることから、中期経営計画に沿った今後の業績拡大に向けた布石であると判断できます。

 しかし、市場からの評価は厳しいものがあり、3Q決算発表後には株価は大きく下落しています。

三機サービスの6か月チャート SBI証券から

 

 三機サービスは発行株式数も658万株と少なく、時価総額も90億円とまだまだ発展途上のため、業績の拡大がスタンダートからプライムへの市場替えや株式分割などのイベントにもつながっていくと見ています。

 今回の下落についても気にすることなく長期投資で大きな利益を目指すこととします。

ジンズホールディングスが2Q決算と業績・配当予想の修正を発表【中国景気低迷の影響を受け下方修正】

4月16日投資成績  

 本日の保有株の含み損益は前日比-862,151円と今年1番の下落となりました。

 昨夜の3月米国小売売上高が予想を上回る内容となったことから、利下げ観測がさらに後退、為替もドル円が154円を突破してドルの一段高となっています。

 日銀の為替介入がずっとささやかれていますが、米国に利下げ観測が後退している以上、介入しても焼け石に水となりそうなので、日本も利上げに踏み切るかもしれません。

 そうなると、日本の景気も減速懸念が出てくるのでいずれにしても株式市場には悪影響となり、混乱度合いがますます強まりそうです。

 年初からのぬるま湯のような市場環境から一変して警戒感をピリピリと感じる状況ですが、資産形成期の我が家ではとにかく優良株をどれだけ集められるかを最優先であることを確認し、暴落局面では配当・優待利回りが5%の銘柄を買っていくことを基本として下げ相場にも狼狽せず立ち向かうとしましょう。

ジンズホールディングスが2Q決算と業績・配当予想の修正を発表

 ジンズホールディングス(3046)が2Q決算を発表しました。

 2Q決算IR

https://pdf.irpocket.com/C3046/Wgeh/QwJB/Svnk.pdf

 前期比で売上高10.0%、営業利益69.9%、経常利益72.7%、純利益101.4%の増収・増益となっています。 

 併せて、2Q及び通期業績予想と配当予想の修正も発表しています。

 2024年8月期第2四半期(累計)連結業績予想と実績との差異及び通期連結業績予想の修正並びに配当予想の修正に関するお知らせ 

https://pdf.irpocket.com/C3046/Wgeh/QwJB/Rh70.pdf

 2Q売上高については、前期のコラボ企画の反動や海外事業で中国の景気低迷の影響により予想を下回っています。

 しかし、広告宣伝費、業務委託費の経費の抑制により予想を上回る数字となっています。

 通期業績については、中国の景気低迷の影響が長引くと予想し、売上高が当初予想から10億円下方修正されました。

 また、店舗従業員の待遇改善の影響も含め、純利益も2億円下方修正しています。

 配当予想については通期で41円(前期15円、期末26円)は変わりませんが、今期の前期配当をは20円に増額する一方、期末は21円予想に減額する形となっています。

 高品質でデザインに優れたメガネを低価格で提供するJINSはグローバル展開で大きな成長余力がありますが、その分、中国の景気停滞の影響などを受けるのは仕方がありませんね。

 今回の業績予想の修正はやや下方修正の意味合いが強い修正となっていますが、地合いが悪いことも相まって、2Q決算発表後はストップ安を含め、株価は暴落。

 優待権利が8月とそこそこ近いので、ここからは底堅さを見せてくると思いますが、3,000円付近までの下落は十分考えられます。

ジンズホールディングスの1年チャート SBI証券から

 長期化が懸念されていた一部のレンズの取り扱いも4月13日から全レンズの取り扱いが再開されましたが、今後も業績は足踏みとなりそうです。

 しかし、ジンズホールディングスには単なるお手頃価格のメガネを超えたイノベーティブなプロダクト開発ができるという強みがありますので、引き続き投資を継続していくこととします。

家庭菜園の準備【種購入とたまねぎは止め肥えをし収穫を待ちます】

4月15日投資成績  

 本日の保有株の含み損益は先週末比+115,660円となりました。

 週末の米国市場は中東情勢の緊迫化の高まりや利下げ期待の後退が重しとなり、ダウ、ナスダックともに大きく下落。

 その流れを受けて今週の日本市場も大幅下落のスタートとなり、日経平均株価は一時700円を超える安値に。

 終値では290円安まで値を戻しましたが、中東リスクについては当面「要警戒」であることには違いありません。

 保有銘柄では下方修正を発表したジンズホールディングス(3046)が700円安のストップ安になる一方、主力銘柄のAnd Doホールディングス(3457)が年初来高値を更新するなど、好悪材料が入り混じっています。

 4月下旬から5月下旬までは決算発表シーズンとなるので、保有銘柄のチェックが忙しくなります。

家庭菜園の準備【種購入】

 さて、今年も家庭菜園の時期がやってきました。

 4月と言うのに気温は25℃を超える日もあり、一気に初夏の様相です。

 物価高騰の波は食料品にも容赦なく襲っていますので、今年も自分たちで食べる分の野菜は出来るだけ家庭菜園で賄いたいと思います。

 昨年の種の残りもありますが、まずはこちらの種を買ってきました。

買ってきた種

 落花生は昨年育ててみた感想から、今年はおおまさりネオと普通の落花生の2種類を育てようと思います。

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 シカクマメは今年も育てます。

 シカクマメの天ぷらは絶品です。

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 枝豆はいつも育てている味風香の種が店頭の商品が有効期限切れのものしかなかったので、今年は月夜音、たんくろう、極早生枝豆の3種類にしました。

 味風香が我が家の畑では相性が良かったので、変える必要はなかったのですが、種がないのでは仕方がありません。

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 同じ早生品種ですので、うまく栽培できることを期待します。

 かぼちゃはバターナッツを買ってみました。

 こちらはポタージュなどに使うと美味しいようです。

 かぼちゃプリンなどデザートにも使えそうです。

 普通のかぼちゃはロロンの種が余っているのでそちらも栽培します。

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 また、チンゲンサイはミニチンゲンという商品を買ってみました。

 早期に収穫ができる小ぶりなものなので、家庭菜園にはぴったりです。

 早期に収穫できると虫の被害も少なく出来そうです。

 収穫が遅れると普通のチンゲンサイくらいまで大きくなるようですが、味は落ちないようですので食べる分を徐々に収穫するとしましょう。

 トウモロコシはサニーショコラという種類を作ってみることにしました。

 パッケージに「ショ糖と果糖のコラボレーション」と記載があり、甘いトウモロコシに期待です。

 また追々種や苗を購入していきますが、準備を始めるといよいよシーズンインという感じがします。

 先走って二十日大根、ホウレンソウ、春菊、水菜、大根、サラダごぼう、スティックセニョール、レタスは種まき、苗作りをしていますが、まだ気温や地熱の上昇が不安定ですのでうまくいったものはラッキーという感覚で育てていくことにします。

 たまねぎは無事に冬を超え、先日止め肥えを行ったので、あとは収穫を待つのみです。

たまねぎは無事に育っています

 家庭菜園は日差しを浴びていい運動にもなるので、今年もいい汗を流して美味しい野菜が採れるように頑張るとしましょう。 

MonotaROが3月月次を発表【業績好調で年初来高値を更新中】

MonotaROが3月月次を発表

 MonotaRO(3064)が3月の月次業績を発表しました。

 2024 年 12 月期3月度月次業績に関するお知らせ

https://corp.monotaro.com/ir/upload_file/tdnrelease/3064_20240410568348_P01_.pdf

 対前年同月比で106.6%と増加を維持も、1月、2月からは鈍化したのかとパッと見では思いましたが、営業日数が前年3月は22日、今年3月は20日と営業日が2日少なかったことを踏まえると、十分な数字であったと思います。

 新規顧客獲得数は92,900アカウントと伸びているのでむしろ良好です。

 能登半島地震の復興需要も今後さらに見込めるため、安定した成長を維持できそうです。

 月次発表後、株価は上昇し年初来高値を更新してきました。

MonotaRoの2年チャート SBI証券から

 

 長期での投資前提で同社を買いましたが、相場格言の「半値八掛け二割引」がMonotaROについては当てはまったようで、ほぼ底値で購入することができました。

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 成長性が鈍化したとはいえ、安定的な成長を続けているうちは長期目線で市場の評価が再び高まってくることを待ちたいと思います。

イオンが本決算を発表【今後もオーナーズカードの恩恵を享受していきます】

イオンが本決算を発表

 イオン(8267)が本決算を発表しました。

 本決算IR

https://ssl4.eir-parts.net/doc/8267/tdnet/2419572/00.pdf

 特別損失(店舗等の固定資産の減損損失391億円)を計上しつつも、前期から増収・増益となり、純利益は109%増で着地しました。

 決算説明会資料を確認していくと、効率化投資による生産性向上、省エネ機器導入やグループ電力調達により経費率が改善したことで純利益が倍増したようです。

 規模が大きいながらも、3期連続で増収増益を達成しており、2024年度は5,000~5,500億円の投資を計画(2023年期は3,962億円)し、営業集積はいよいよ10兆円に達すると予想しています。

 配当についても年間36円から4円増額し40円予想を出しています。

 決算説明会資料

https://ssl4.eir-parts.net/doc/8267/ir_material_for_fiscal_ym4/153561/00.pdf

 2024年期も増収・増益予想となっていますが、これだけ大きな規模の事業体となると急激な利益拡大は望みにくいため、株価は調整しています。

イオンの6か月チャート SBI証券から

 

 同社には保有株式数に応じて買い物金額からキャッシュバックを受けることができる強力な株主優待があり、新NISAが始まってからも個人投資家に人気を博しているため、底堅く推移していくと見ていますが、さらに株価が上昇するには材料不足のようです。

 私は1,073円で同社に投資し、既にキャッシュバックで投資金額を回収することができました。

yupin.hatenablog.com

 今後の社会の変化をイオンがどう乗り越えていくかは未知数ですが、私は非常に恩恵を受けている株主優待になりますので、いずれは子供名義でも100株取得し優待を取得したいと思っています。

 ただ、かつて国内小売業の首位の売上を誇ったダイエーも今はイオンの完全子会社になるなど、どう時代が移っていくかは分かりませんので、優待に目がくらんで状況が見えなくなることがないようにしないといけませんね。

 ただ、当面はそんな心配もなさそうですので、引き続きイオングループを利用して株主優待のオーナーズカードの恩恵を最大限享受していこうと思います。

フジが本決算を発表【合併によるシナジー効果が出てきました】

4月12日投資成績  

 本日の保有株の含み損益は前日比+178,559円となりました。

 昨夜発表された米国の3月生産者物価指数(PPI)は警戒されたほど強まらなかったものの、ウィリアムズNY連銀総裁が利下げに慎重姿勢を示したことから、引き続き金利については神経質な相場が続いています。

 為替相場も1ドル153円台が定着しそうです。

 保有銘柄では年初来高値を更新していたディーエムソリューションズ(6549)が急落し、急騰前の株価へ戻ってきました。

ディーエムソリューションズの1ヵ月チャート SBI証券

 特に材料もなく、出来高も2,700株と閑散としています。

フジが本決算を発表

 フジ(8278)が本決算を発表しました。

 本決算IR

https://www.the-fuji.com/company/ir/doc/library/2023/20240408_tanshin.pdf

 会社業績予想を上ブレて増収・増益着地となっています。

 しかし、特別損失として、減損損失44億円の計上があったことや前期は投資有価証券売却益の特別利益があったことから、純利益は前期から-17.7%となりました。

 特別損失の計上(連結・個別)に関するお知らせ

https://www.release.tdnet.info/inbs/140120240406566897.pdf

 決算短信を確認していくと、販売費及び一般管理費は賃上げの実施などで上昇するも、フジとマックスバリュ西日本の統合により、イオングループと連携し電力単価の大幅な低減、などシナジー効果の創出によりコスト低減も進めているようです。

 (販管費及び一般管理費1.6%増、人件費3.9%増、電気料金15.2%減【いずれも前年同期比】)

 今後の見通しとしては、合併による文化や風土の融合を図りつつ、組織のスリム化、業務の省人化、省力化を推進し利益を確保するようです。

 今期の業績予想は売上高1.1%増、営業利益2.6%増、経常利益1.9%、純利益7.6%の増加という数字を出しています。

 売上利益率がわずかですが上昇していることから、まだまだ合併によるシナジー効果が期待できそうです。減損損失を抑えることができればさらに利益を出せるようになるので、しっかりとした体制を構築してさらに利益率を高めて欲しいと思います。

 配当予想は年間30円で変更はありません。(予想配当性向32.5%)

 フジについては、選択制の株主優待にお買物割引券があり、ザ・ビッグでの買い物で使えるため利用価値が高い優待となります。

yupin.hatenablog.com

 株価は合併直後の上昇から大きく下落していますが、配当・優待利回りが支えとなり、株価は落ち着いています。

フジの3年チャート SBI証券から

 

 引き続き、優待を利用して節約しながら、合併のシナジー効果がより強く業績に出てくることを待ちたいと思います。