YUPINの投資と暮らしの日記

主に投資や、日常について書いています。

三機サービスが3Q決算を発表【先行投資の増加により急失速も長期目線では成長への布石ととらえています】


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4月17日投資成績  

 本日の保有株の含み損益は前日比−284,003円となりました。

 昨夜の米国株式市場は良好な企業決算を受けて7営業日ぶりにダウ平均が反発するも、パウエルFRB議長が「予想されていた期間よりも長く高水準の金利を維持することが必要となる可能性がある」という見解を示したため、引き続き円安・ドル高の流れが続いています。

 日本市場は日経平均が一時反発するも、止まらない円安への警戒感もあり、下落に転じ、全指数の下落が続いています。

 日経平均株価も509円安の37,961円と38,000円を割り込んでいますので、年初からの上げ相場は終了したと見るべきですね。

IMFが口先介入

 IMF(国際通貨基金)のエイドリアン金融資本市場局長が「為替の変動が激しい場合には為替市場への介入が適切になる可能性がある」と述べて口先介入を行いました。

 「特別な環境次第だ」とも付け加えたため、あくまでも市場の動きが行き過ぎた場合のみとのことですが、IMFの発言は日本の為替介入の容認ともとれるので、急激な円安の進行にようやく歯止めがかかるかもしれません。

三機サービスが3Q決算を発表

 三機サービス(6044)が3Q決算を発表しました。

 3Q決算IR

https://ssl4.eir-parts.net/doc/6044/tdnet/2420752/00.pdf

 前期比で売上高は41.5%、営業利益は35.6%、経常利益は37.0%の増加していますが、純利益は5.2%減少となっています。

 通期業績予想値に対する進捗率は売上高で78.7%、営業利益64.3%、経常利益65.3%、純利益63.4%となっており、2Q業績がとても良かったことに比べると、急失速した感が否めません。

yupin.hatenablog.com

 決算短信を確認していくと、販管費及び一般管理費が採用・教育といった人的資本の拡充に取り組んだことにより前期比で29.2%増加したことが利益が減っている要因と分かりました。

 このことに関しては、売上高は通期業績予想に対して進捗も良好で着実に伸びていることから、中期経営計画に沿った今後の業績拡大に向けた布石であると判断できます。

 しかし、市場からの評価は厳しいものがあり、3Q決算発表後には株価は大きく下落しています。

三機サービスの6か月チャート SBI証券から

 

 三機サービスは発行株式数も658万株と少なく、時価総額も90億円とまだまだ発展途上のため、業績の拡大がスタンダートからプライムへの市場替えや株式分割などのイベントにもつながっていくと見ています。

 今回の下落についても気にすることなく長期投資で大きな利益を目指すこととします。