YUPINの投資と暮らしの日記

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ジンズホールディングスが2Q決算と業績・配当予想の修正を発表【中国景気低迷の影響を受け下方修正】


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4月16日投資成績  

 本日の保有株の含み損益は前日比-862,151円と今年1番の下落となりました。

 昨夜の3月米国小売売上高が予想を上回る内容となったことから、利下げ観測がさらに後退、為替もドル円が154円を突破してドルの一段高となっています。

 日銀の為替介入がずっとささやかれていますが、米国に利下げ観測が後退している以上、介入しても焼け石に水となりそうなので、日本も利上げに踏み切るかもしれません。

 そうなると、日本の景気も減速懸念が出てくるのでいずれにしても株式市場には悪影響となり、混乱度合いがますます強まりそうです。

 年初からのぬるま湯のような市場環境から一変して警戒感をピリピリと感じる状況ですが、資産形成期の我が家ではとにかく優良株をどれだけ集められるかを最優先であることを確認し、暴落局面では配当・優待利回りが5%の銘柄を買っていくことを基本として下げ相場にも狼狽せず立ち向かうとしましょう。

ジンズホールディングスが2Q決算と業績・配当予想の修正を発表

 ジンズホールディングス(3046)が2Q決算を発表しました。

 2Q決算IR

https://pdf.irpocket.com/C3046/Wgeh/QwJB/Svnk.pdf

 前期比で売上高10.0%、営業利益69.9%、経常利益72.7%、純利益101.4%の増収・増益となっています。 

 併せて、2Q及び通期業績予想と配当予想の修正も発表しています。

 2024年8月期第2四半期(累計)連結業績予想と実績との差異及び通期連結業績予想の修正並びに配当予想の修正に関するお知らせ 

https://pdf.irpocket.com/C3046/Wgeh/QwJB/Rh70.pdf

 2Q売上高については、前期のコラボ企画の反動や海外事業で中国の景気低迷の影響により予想を下回っています。

 しかし、広告宣伝費、業務委託費の経費の抑制により予想を上回る数字となっています。

 通期業績については、中国の景気低迷の影響が長引くと予想し、売上高が当初予想から10億円下方修正されました。

 また、店舗従業員の待遇改善の影響も含め、純利益も2億円下方修正しています。

 配当予想については通期で41円(前期15円、期末26円)は変わりませんが、今期の前期配当をは20円に増額する一方、期末は21円予想に減額する形となっています。

 高品質でデザインに優れたメガネを低価格で提供するJINSはグローバル展開で大きな成長余力がありますが、その分、中国の景気停滞の影響などを受けるのは仕方がありませんね。

 今回の業績予想の修正はやや下方修正の意味合いが強い修正となっていますが、地合いが悪いことも相まって、2Q決算発表後はストップ安を含め、株価は暴落。

 優待権利が8月とそこそこ近いので、ここからは底堅さを見せてくると思いますが、3,000円付近までの下落は十分考えられます。

ジンズホールディングスの1年チャート SBI証券から

 長期化が懸念されていた一部のレンズの取り扱いも4月13日から全レンズの取り扱いが再開されましたが、今後も業績は足踏みとなりそうです。

 しかし、ジンズホールディングスには単なるお手頃価格のメガネを超えたイノベーティブなプロダクト開発ができるという強みがありますので、引き続き投資を継続していくこととします。