YUPINの投資と暮らしの日記

主に投資や、日常について書いています。

フジが本決算を発表【合併によるシナジー効果が出てきました】


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4月12日投資成績  

 本日の保有株の含み損益は前日比+178,559円となりました。

 昨夜発表された米国の3月生産者物価指数(PPI)は警戒されたほど強まらなかったものの、ウィリアムズNY連銀総裁が利下げに慎重姿勢を示したことから、引き続き金利については神経質な相場が続いています。

 為替相場も1ドル153円台が定着しそうです。

 保有銘柄では年初来高値を更新していたディーエムソリューションズ(6549)が急落し、急騰前の株価へ戻ってきました。

ディーエムソリューションズの1ヵ月チャート SBI証券

 特に材料もなく、出来高も2,700株と閑散としています。

フジが本決算を発表

 フジ(8278)が本決算を発表しました。

 本決算IR

https://www.the-fuji.com/company/ir/doc/library/2023/20240408_tanshin.pdf

 会社業績予想を上ブレて増収・増益着地となっています。

 しかし、特別損失として、減損損失44億円の計上があったことや前期は投資有価証券売却益の特別利益があったことから、純利益は前期から-17.7%となりました。

 特別損失の計上(連結・個別)に関するお知らせ

https://www.release.tdnet.info/inbs/140120240406566897.pdf

 決算短信を確認していくと、販売費及び一般管理費は賃上げの実施などで上昇するも、フジとマックスバリュ西日本の統合により、イオングループと連携し電力単価の大幅な低減、などシナジー効果の創出によりコスト低減も進めているようです。

 (販管費及び一般管理費1.6%増、人件費3.9%増、電気料金15.2%減【いずれも前年同期比】)

 今後の見通しとしては、合併による文化や風土の融合を図りつつ、組織のスリム化、業務の省人化、省力化を推進し利益を確保するようです。

 今期の業績予想は売上高1.1%増、営業利益2.6%増、経常利益1.9%、純利益7.6%の増加という数字を出しています。

 売上利益率がわずかですが上昇していることから、まだまだ合併によるシナジー効果が期待できそうです。減損損失を抑えることができればさらに利益を出せるようになるので、しっかりとした体制を構築してさらに利益率を高めて欲しいと思います。

 配当予想は年間30円で変更はありません。(予想配当性向32.5%)

 フジについては、選択制の株主優待にお買物割引券があり、ザ・ビッグでの買い物で使えるため利用価値が高い優待となります。

yupin.hatenablog.com

 株価は合併直後の上昇から大きく下落していますが、配当・優待利回りが支えとなり、株価は落ち着いています。

フジの3年チャート SBI証券から

 

 引き続き、優待を利用して節約しながら、合併のシナジー効果がより強く業績に出てくることを待ちたいと思います。