イオンが本決算を発表
イオン(8267)が本決算を発表しました。
本決算IR
https://ssl4.eir-parts.net/doc/8267/tdnet/2419572/00.pdf
特別損失(店舗等の固定資産の減損損失391億円)を計上しつつも、前期から増収・増益となり、純利益は109%増で着地しました。
決算説明会資料を確認していくと、効率化投資による生産性向上、省エネ機器導入やグループ電力調達により経費率が改善したことで純利益が倍増したようです。
規模が大きいながらも、3期連続で増収増益を達成しており、2024年度は5,000~5,500億円の投資を計画(2023年期は3,962億円)し、営業集積はいよいよ10兆円に達すると予想しています。
配当についても年間36円から4円増額し40円予想を出しています。
決算説明会資料
https://ssl4.eir-parts.net/doc/8267/ir_material_for_fiscal_ym4/153561/00.pdf
2024年期も増収・増益予想となっていますが、これだけ大きな規模の事業体となると急激な利益拡大は望みにくいため、株価は調整しています。
同社には保有株式数に応じて買い物金額からキャッシュバックを受けることができる強力な株主優待があり、新NISAが始まってからも個人投資家に人気を博しているため、底堅く推移していくと見ていますが、さらに株価が上昇するには材料不足のようです。
私は1,073円で同社に投資し、既にキャッシュバックで投資金額を回収することができました。
今後の社会の変化をイオンがどう乗り越えていくかは未知数ですが、私は非常に恩恵を受けている株主優待になりますので、いずれは子供名義でも100株取得し優待を取得したいと思っています。
ただ、かつて国内小売業の首位の売上を誇ったダイエーも今はイオンの完全子会社になるなど、どう時代が移っていくかは分かりませんので、優待に目がくらんで状況が見えなくなることがないようにしないといけませんね。
ただ、当面はそんな心配もなさそうですので、引き続きイオングループを利用して株主優待のオーナーズカードの恩恵を最大限享受していこうと思います。