5月7日投資成績
本日の保有株の含み損益は前営業日比+230,827円となりました。
ゴールデンウィーク中には米国の4月雇用統計が予想を下回る数値となったことから、年内利下げ期待により米国株式市場は上昇し、地政学リスクなども高まることがなかったため、ゴールデンウイーク明けの日本株式市場も上昇して始まりました。
これから決算発表がぞくぞくと続きますので、内容に注目ですが、業績が良く素直に買われる場合や、すでに株価に織り込まれており、材料出尽くしで売られる場合など銘柄ごとに動きが違ってきますが、業績と株価のバランスがとれているかを確認していこうと思います。
タカラトミーが通期業績の上方修正と増配を発表
タカラトミー(7867)が2024年3月期の通期業績の上方修正と増配を発表しました。
2024 年3月期通期連結業績予想の修正及び配当予想の修正(増配)に関するお知らせ
https://finance-frontend-pc-dist.west.edge.storage-yahoo.jp/disclosure/20240501/20240430579701.pdf
売上高は4.0%、営業利益8.8%、経常利益6.1%、純利益8.9%の増収・増益予想へと上方修正しています。
1月には期待していた上方修正ではなく、減損損失の計上により純利益がほぼ据え置きとなる残念な発表がありました。
そんななか、2月の3Q決算では創業100周年記念配当の実施と自社株買いを発表し、株主還元として嬉しい発表もありました。
今回の発表を確認すると、日本、アジア地域では玩具及び玩具周辺事業が好調に推移し、小売事業が伸長、アメリカズではTOMY インターナショナルズが堅調に推移し、売上高は2,000億円を超え、過去最高の2,080億円を見込み、販売費と一般管理費における物流費の減少から営業利益と経常利益も過去最高を、純利益についても減損損失等の特別損失を計上しても過去最高となる見込みとなりました。
さらに、配当についても好調な業績を反映し、創業100周年記念配当8円に加え普通配当を7円増額し年間配当金が50円へと前期実績の32円50銭から17円50銭の大幅増配としています。
予想EPSが107.64円ですので記念配当を含む配当性向は46.4%、普通配当のみでは約40%となっています。
株価は減損損失の発表から下落基調でしたが、今回のポジティブサプライズを受けて窓を開けて上昇しています。
5月14日には本決算発表を控えていますが、減損損失がなくなる2025年期の業績予想にも期待したいですね。