決算発表ピーク後の週末
金曜日に決算発表のピークを迎え、週末に保有銘柄の決算内容を確認しました。
しかし、発表数が多すぎて確認するのも一苦労でした。
保有銘柄を絞れば管理は簡単ですが、分散しているおかげで市場平均並みのリターンを得られているという面もあるので、なんとも言えませんが、決算書を読んでその後の株価の動きを確認、市場の評価がゆがんでいる銘柄を見つけて投資する方法が個人投資家として相場で長生きできる方法かと思いますので、愚直に続けていこうかなと思います。
ディーエムソリューションズ本決算発表
ディーエムソリューションズ(6549)が本決算を発表しました。
本決算IR
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230512570344.pdf
2022年3月期の減収により、株価は大きく下落していますが、来期予想も増収・増益予想となっていますので、再び成長軌道に戻りつつあると感じます。
200株以上の株主には株主優待もありますので、業績が伸びて配当も出せるようになれば株価の一段高に期待が持てそうです。
私は100株しか保有しておらず、塩漬け期間も長いので株価が上昇すれば利益確定(撤退)するかもしれません。
富士ピー・エス本決算発表
富士ピー・エス(1848)が本決算を発表しました。
本決算IR
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230426553688.pdf
減収・減益ですが、配当金は1株9円を維持しました。(タコ足配当)
手持ち工事残高は豊富であり、工事の進捗の遅れが減益の要因ですので、業績は持ち直してくると予想されます。
決算説明資料
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230512568447.pdf
原材料の高騰をDX推進の業務効率化でいかにこなしていくかに注目です。
高速道路の老朽化など社会インフラ整備事業は今後も安定した業務ですので、配当と優待のクオカードをいただきながらのんびり投資したいと思います。
ホクト本決算発表
ホクト(1379)が本決算を発表しました。
本決算IR
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230512570095.pdf
増収ですが、純利益は20億円の大幅な赤字となりました。
製造原価の上昇と、野菜価格が安値で推移したことに連れ安し、利益が出なかったようです。
来期は黒字転換予想となっていますが、正直見通しが甘いと思います。
役員報酬の減額も発表していますが、致し方ないですね。
同じきのこ事業の雪国まいたけ(1375)も苦しんでいますので、きのこ事業は利益を生みにくい事業構造なのかもしれません。
明豊ファシリティワークス本決算発表
明豊ファシリティワークス(1717)が本決算を発表しました。
本決算IR
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230512570543.pdf
建築資材の高騰や景気の先行きが不透明なことから、建築投資は慎重なようですが、着実に実績を上げているようです。
CM(コンストラクション・マネジメント)という事業は未だ認知度が低いですが、事業の公正性を担保する必要がある公共事業などでは今後必須となる可能性もあるので、成長性は高いと思います。
業績予想は控えめですが、前期のように都度上方修正を出してくれればいいかなと思います。
配当についても今期は32円を下限とすると決算短信に明記されているので、マイルドですが、着実な成長に期待して投資家から注目を集める前にコツコツ集めていきたいと考えています。
システム情報2Q決算発表
システム情報(3677)が2Q決算を発表しました。
2Q決算IR
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230511566741.pdf
増収・減益と会社の通期予想とほぼ違わぬ進捗状況となっています。
高付加価値人材の創出を掲げ、人材投資を行っているため、利益は減益となっていますが、DX化の推進など情報サービス環境は堅調なビジネス環境である。とのことですので、成長への種蒔き期間として結果が出るのを待ちたいと思います。
株主優待(クオカード)あり、株主総会時の旅行券10万円の抽選もある銘柄ですので、長期で保有しやすい銘柄だと思います。
プレステージ・インターナショナル本決算発表
プレステージ・インターナショナル(4290)が本決算を発表しました。
本決算IR
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230405542947.pdf
新型コロナウイルスワクチン関連業務などの特需のおかげで大きく業績を伸ばしています。
今期は特需が縮小するぶん、業績は足踏みとの予想ですが、稼げるときにしっかり稼ぐことができたので、決算短信に記載のとおり、「地域でNo1の職場環境」の目標のもと安定成長できる魅力ある企業へと成長を期待します。
BPO事業は新型コロナの規制がなくなったこれからが活況となりそうですので堅調な成長となりそうです。
日精エー・エス・ビー機械2Q決算発表
日精エー・エス・ビー機械(6284)が2Q決算を発表しました。
2Q決算IR
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230512568186.pdf
増収ですが、純利益は昨期比で半減となっています。
事業自体は順調ですが、円高による為替差損によるものです。
為替の影響は仕方がない所がありますので、売上高の増加と、インドという新興国でのペットボトルのシェアを増やせるように巨大マーケットの開拓に期待したいと思います。
同社へは予定が合えば今年も株主総会に出席したいと思います。
ハピネット本決算発表
ハピネット(7552)が本決算を発表しました。
本決算IR
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230512569189.pdf
増収・増益となっており、今期予想も僅かですが増収・増益予想を出しています。
ただ、配当に関しては「安定配当を50円とし、配当性向40%を目標とし、別途検討」とわざわざ65円から50円へと減配ともとれる余計な予想を出しています。
ビデオゲーム事業も任天堂Switchの不調の影響を受けそうですので、上値は重くなりそうです。
子供が小さいうちは株主優待の魅力が高い銘柄ですので、株価が調整した際は買い増しも検討したいと思います。
キャリアリンク本決算発表
キャリアリンク(6070)が本決算を発表しました。
本決算IR
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230511567734.pdf
大幅な増収・増益を達成していますが、マイナンバー関連の特需とみなされて、株価が調整しているキャリアリンクですが、今期の業績予想では増収・減益と予想通りではあるものの、配当金が110円から120円へと増配予想を出してきました。
予想配当性向が29.7%とまだ余裕があるので、高配当銘柄として配当利回り5%の2,400円ほどで底堅さを見せてくれるでしょう。
昨期は配当金が倍増しています。
田辺工業本決算発表
田辺工業(1828)が本決算を発表しました。
本決算IR
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230511567216.pdf
減益となっていますが、売上総利益率が改善していることと、今期業績予想では増収・増益となっており悪くない決算短信でした。
また、配当についても配当性向を25%まで引き上げ、前期は40円、今期は45円へと増配予想となったのはポジティブな材料です。
配当予想修正IR
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230508560229.pdf
PBR1倍割れが常態化していますが、ようやく株価対策をしてきた感もあるので、しばらく様子見とします。
ダイショー本決算発表
ダイショー(2816)が本決算を発表しました。
本決算IR
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230511565079.pdf
4月に下方修正を出していますので、減益は織り込み済みです。
今期予想については利益面で大幅な改善予想となっているので一安心です。
同社は株主優待も魅力で、いただいた「一風堂風とんこつまぜそば」は美味しかったですね。
アフターコロナで業務用商品の売り上げも回復してくるでしょう。
鍋つゆの素も、「すみれ」などの名店監修シリーズなどの企画に注力していることは消費者としては楽しみです。
優待銘柄として、株価は非常に安定しているので、じっくりと成長していってくれれば問題はないですね。
THEグローバル社3Q決算発表
THEグローバル社(3271)が3Q決算を発表しました。
3Q決算IR
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230424551825.pdf
2Qまでとは打って変わって、減収・減益となっていますが、決算短信によるとマンションの販売価格はバブル期を超えてきており、低金利の継続、訪日客の増加など環境は良くなっているようで、利益計上が4Q偏重のため、通期業績予想の変更はありません。
多少利益が下振れしたとしても、同社はコロナショックの直撃で瀕死の状態から立ち直ってきていますので、コロナショック前の高配当銘柄としての復活を信じて様子を見ていきたいと思います。
And Doホールディングス3Q決算発表
And Doホールディングス(3457)が3Q決算を発表しました。
3Q決算IR
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230511567742.pdf
増収・増益と絶好調のため、先日は株主優待の再開も発表しています。
不動産セクター特有の不人気による指数の割安感、高配当銘柄となっているので、割安感があるうちに優待狙いでそこそこの株数集めたいと思います。
ひろぎんホールディングス本決算発表
ひろぎんホールディングス(7337)が本決算を発表しました。
本決算IR
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230512568033.pdf
大幅な減益となっていますが、今期は純利益が倍増する予想を出してきました。
また、株主還元方針の見直しを発表しています。
株主還元の見直し・自社株買いIR
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230512568039.pdf
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230512568052.pdf
配当性向は40%、自己資本比率11%を目途とし、自社株取得の実施を発表です。
これにより、今期の配当は36円予想となりました。
配当利回り5%を超える予想となったため、株価も是正されると期待できそうです。
我が家は家族全員で最小単元の100株を保有していますが、安定した配当・優待銘柄として継続保有できそうです。
ゼンショーホールディングス本決算発表
ゼンショーホールディングス(7550)が本決算を発表しました。
本決算IR
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230510563809.pdf
流石に飲食業界の勝ち組なだけあって、業績は好調そのものです。
株価に対し、優待や配当が見劣りすることから買い増しはしないとおもいますが、ココスの優待廃止からの暴落、ゼンショー株の割り当てによる上場廃止での含み益の消失がようやく回復されたので、キャピタルゲインが最大化するタイミングを計って利益確定したいと思いますが、毎年土用の丑の日にはすき家の「うな牛」を食べていますので、まだまだ業績は伸びていくと思います。
日本ギア工業本決算発表
日本ギア工業(6356)が本決算を発表しました。
本決算IR
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230512568730.pdf
大幅な増益を達成しましたが、今期予想は減益と正直期待外れな結果となりました。
今期の配当予想も4円と前期の6円から減配となっています。
余剰金の配当に関するお知らせIR
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230512569368.pdf
原発再稼働で一気に吹き上がる可能性があるPBR1倍割れ銘柄として再び塩漬けに入りました。
決算を確認しての所感
多くの銘柄の決算発表がありましたが、その後の株価の動きについては実績よりも今期の業績予想の影響を大きく受けていると感じます。
保守的な予想を出している銘柄では売られ過ぎと見える場面もあるので、保守的な予想を出す銘柄の一時的な下落で買い、上方修正で利益確定という投資法もありかなと思いました。
And Doホールディングスなんかは明らかに売られ過ぎのところから、優待再開、業績好調と株価の是正が進んでいます。(私は買い増しできませんでしたが)
ただ、そういった気づきができるようになってきたので、あとは実際に投資行動に移して状況に応じた「損切り・利益確定」も行いながら利益を積み上げていけるように長期投資と併せて資産を増やしていきたいと思います。