5月11日投資成績
本日の保有株の含み損益は前日比-63,951円となりました。
保有銘柄ではシステムリサーチ(3771)が好決算を発表しました。
来期も増収予想となっているので、小型の成長株として今後も期待したいと思います。
一方、アトムとカッパ・クリエイトは相変わらず厳しい内容です。外食産業は新型コロナの影響でどこも厳しいですが、いつまでもコロナを言い訳には出来ないので、そろそろアフターコロナに向けた生き残り戦略の是非が問われる時期かと思います。
アトムとカッパ・クリエイトは株主優待で食事を楽しませてもらっているので、私も食事に行く機会を増やして応援しますので、頑張ってもらいたいと思います。
オリックスが株主優待廃止
オリックスが決算発表に合わせて株主優待の廃止を発表しました。(他にも自社株買いの発表もしていますが、株主優待廃止のお知らせのインパクトがデカすぎる!)
開示情報はこちら(株主優待制度の廃止に関するお知らせ)
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120220510537999.pdf
ついにオリックスにも優待廃止の時が来たか…といった感じです。
コロナショック時の暴落に合わせて我が家は家族5人で100株づつ投資しており、毎年オリックスの株主優待を楽しみにしていました。
優待の商品も洗剤から、クーラーバッグ、ジャムなど役に立つものばかりですので、優待族からすると必携の銘柄でしたね。
今後は配当による利益還元へ集約していくとのことです。
また、優待の廃止時期は2024年3月31日権利を最終に廃止ですので、今年も含めると、あと3回はふるさと優待の株主優待をもらうことができます。
今年の権利から株主になった人は継続して保有すれば、ふるさと優待のランクアップの恩恵を1回は受けられることになりますね。
オリックス側からの最大限の配慮が感じられます。
配当についても今後は基準配当金もしくは配当性向33%いずれかの高い方となるので、業績好調なオリックスですと、今後も増配が見込めます。
また、自社株買い【4,000万株、500億円(いずれも上限)】も発表しています。
さらに、自社株買い後は自己株式保有数の上限を5%程度に設定し、自己株の消却を行う方針とのこと。
我が家は継続保有方針
株主優待の廃止を発表すると大体は株価が暴落しますが、今回のオリックスについては、業績不振による優待廃止とは訳が違う(むしろ業績は絶好調)以下の点でどのあたりで株価が落ち着くか注意深く見ていく必要があります。
・優待廃止時期が実質3年後であること
・業績が絶好調で今後も増配が見込まれること
・自社株買いを行い、株式の消却により、1株あたりの価値があがること
短期的には優待狙いの投資家の離脱がありそうですが、株主優待制度は日本独独特の制度であることを考えると、外国人投資家には今回の方針は好感されそうですので、オリックスの今後の成長性に期待して、継続して応援しようと思います。
幸いにも我が家のオリックスの買付単価は1,350円ですので、来期の配当予想の85.6円換算で配当利回り6.3%と長期保有に問題ない水準で投資できています。
株主優待といえばオリックスというまでに有名になり過ぎた銘柄ですので、優待廃止によるコスト削減効果も大きいと思いますので、今後は業績拡大に全力を尽くして株価上昇、増配を期待しています。
優待廃止は今後も続くか
最近での保有銘柄ではイフジ産業が優待を廃止しました。
イフジ産業も配当での還元にシフトです。
米国株投資が気軽に行えるようになったことから、若い世代は株主優待よりも株価上昇、配当による還元へと意識が変わってくるかもしれません。(米国株には株主優待がないため)
投資家の意識が変われば企業も株主優待のあり方について検討の必要が出てきますので、今後優待廃止の動きはトレンドになるかもしれないので注意が必要です。
オリックスのように業績好調で、株主還元方針の転換による前向きな優待廃止ならさほど問題ではありませんが、業績が芳しくなく、株主優待で株価が支えられている銘柄も多く存在しますので、今後は安易な優待株投資は危険だと思います。
業績不振株は特に注意が必要です
優待廃止リスクを頭に入れて銘柄を選ぶ必要がありますね。
ただ、本来の投資とは「成長すると思うから投資する」ということが大前提ですので、今後はよりシンプルに業績や財務状況を分析した「王道の投資」が必要になってくるのだと思いますので、市場とうまく付き合い生き残っていくためにアンテナを高くして市場に参加しようと思います。
そのためには経験と勉強の継続しかないですね
残りの優待を楽しみます
正直、優待好きの私としては、優待廃止は残念ですが、まだ2024年までの3年間はオリックスからの優待をいただくことができますので、優待を楽しみに待ちたいと思います。
まだ株主カードを使ったことがないので、レンタカーでハイエースでも借りて株主カードを利用できるホテルを拠点に旅行がいいかなぁ。
優待廃止までの残りの3年間はカタログギフトも家族みんなで楽しく選ばせてもらおうと思います。