2月9日投資成績
本日の保有株の含み損益は前日比+13,500円となりました。
昨夜の米国株安を受けて、日本市場も下落して始まりまり、日経平均も27,500円を割り込みましたが、終値では下げ幅を縮小しています。
材料がない日本市場ですので、今晩の米国の新規失業保険申請件数は重要な指標となりそうです。
ここでも強い数字が出るようなら株価の下落は避けられないかもしれません。
【米国株】インテル、プロクター・アンド・ギャンブルを追加購入
インテル【INTC】を28.5ドルで1株、プロクター・アンド・ギャンブル【PG】を139.3ドルで1株それぞれ追加購入しました。
インテルは3株、プロクター・アンド・ギャンブルは2株となりました。両銘柄とも配当金の積み増し狙いでの購入です。
コツコツ買い増している米国株ですが、雇用統計が予想外に強かったため、14日の米国CPIの結果次第では利上げ幅の上昇観測による株価下落の可能性もあるので、ここからは少し慎重に下値で注文を入れておきたいと思います。
保有銘柄4社が3Q決算を発表しました。
稲畑産業、ハピネットが自社株買いや増配の好材料を発表した一方、アトムとカッパクリエイトはなかなか厳しい3Q決算となりました。
- 2月9日投資成績
- 【米国株】インテル、プロクター・アンド・ギャンブルを追加購入
- 稲畑産業が3Q決算と自社株買いを発表
- アトムが3Q決算を発表
- カッパ・クリエイトが3Q決算と業績下方修正を発表
- ハピネットが3Q決算と通期業績上方修正・配当修正を発表
稲畑産業が3Q決算と自社株買いを発表
稲畑産業(8098)が3Q決算を発表し、増収・減益となりました。
3Q決算IR
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230208503269.pdf
今期は元から通期業績予想で増収・減益予想となっていましたが、3Q時点での進捗状況はほぼ予定通りといったところです。本決算での来期予想に注目といったところでしょうか。
また、ポジティブな材料として、自社株買いの発表がありました。
自社株買いIR
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230207502509.pdf
120万株、40億円(いずれも上限)の規模で実施し、発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合は2.11%という規模となります。
実施期間は2月10日から7月31日までの約半年間となります。
同社は政策保有株式の削減を施策として掲げており、2027年3月末までに2021年3月末残高にたいして80%の削減する方針としています。
自社株買いの資金は政策保有株式売却で得た資金を充てるようですので、今後も自社株買いの実施がありそうです。
また、取得した自社株式は全株式を消却する方針とのことですので、株主還元としては評価されそうです。
自社株買いの規模から株価は3,333円でも予定通り120万株の買付ができますので、会社からの強いメッセージになるのではないでしょうか。
アトムが3Q決算を発表
アトム(7412)が3Q決算を発表し、四半期純利益は14億円の赤字となっています。
3Q決算IR
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230111587472.pdf
会社予想では通期ではぎりぎり黒字予想となっていますが、売上高進捗率は68.3%とかなり雲行きが怪しいですね。
コロナ第8波や、原材料高、光熱費の高騰が同社には相当ネガティブに作用しているようです。
同社の事業のひとつである「ステーキ宮」も家計が厳しくなると贅沢な外食への支出が減りますので賃上げなどで国民の所得が増えないと当面は厳しそうですね。
昨年11月に業績下方修正を発表していますが、 今後再度の下方修正が濃厚な状況ですが、優待を使いながら業績の回復を待ちたいと思います。
この決算でも本日の株価は+4円となり、改めて株主優待の力は絶大だと思いました。
カッパ・クリエイトが3Q決算と業績下方修正を発表
カッパ・クリエイト(7421)が3Q決算を発表し、増収ですが、四半期純利益は16億円の赤字となっています。
3Q決算IR
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230202599126.pdf
また、11月に続き、通期業績予想を下方修正しました。
業績予想下方修正IR
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230202599526.pdf
純利益5億円の黒字から一転、14億円の赤字転落です。
完全に回転寿司業界での負け組状態となっています。
また、間の悪いことにスシローなどでの来客の炎上動画などによる影響も危惧されます。
私は優待を利用してかっぱ寿司を良く利用しますが、店舗自体は頑張っていますので、捲土重来を期待したいところです。
お寿司は昔より確実に美味しくなっています。
株主優待が同社の生命線ですので、株価は底固いと思いますが、まずは黒字復帰に向けて利益の出る経営をお願いしたいところです。
こちらも、アトム同様、本日の株価は+11円となりました。
もはや業績ではなく、株主優待の価値が株価となっていますね。
ハピネットが3Q決算と通期業績上方修正・配当修正を発表
ハピネット(7552)が3Q決算を発表し、増収・増益となりました。
3Q決算IR
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230206501518.pdf
一番くじなどコンビニエンスストア向け商品が好調に推移しましたが、映像音楽事業はヒット商品に恵まれず苦戦、ゲーム事業は「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」などのヒット商品が出るなど、事業により波はあるものの、総じて好調となったようです。
また、カプセルトイ市場がさらに拡大していきそうな印象を受けました。
カプセルトイはクオリティーも向上しており、私の身近でもイオンに大きなカプセルトイの販売スペースがあり、人気がありますので大きな柱に成長して欲しいですね。
また、好調な業績を反映し、通期業績予想の上方修正を発表しました。
業績予想上方修正IR
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230206501485.pdf
また、配当予想も前回の50円から15円増配し、65円へと修正しました。
前期も65円でしたので、前期と同額ですが、成長が続いていますので、今後も期待できそうです。
同社へ投資している理由に魅力的な株主優待の存在がありますが、業績の成長と配当があれば安心して保有することができます。
昨年初めての株主優待を取得して、娘と息子用にそれぞれおもちゃをいただきました。
息子にはベンツのラジコンカーです。
娘にはかわいいモルカーのビーズセットをいただきました。
子供の口座でも全員が保有しても良いと思っています。
配当金の増額が市場期待以下だったのか、本日は-178円(-8.75%)と大幅安となりました。
配当利回りで4%を超える水準まで調整するようなら買い増しのチャンスかと思いますので、明日以降も調整が続くかウォッチしようと思います。