2月8日投資成績
本日の保有株の含み損益は前日比−8,090円となりました。
利上げ長期化が懸念されて調整した米国市場もパウエル議長のインフレ克服の初期段階との発言が安心材料となったのか、株式市場は上昇しました。
今年はリセッションが大方の予想だったのに対し、リセッションは起こらず、再び上昇局面に突入するのではないかという楽観論も出てきました。
大きな流れを掴むのが難しい状況ですので、個別銘柄の業績や配当利回りをしっかりチェックして行動していきたいですね。
三洋貿易が1Q決算を発表
三洋貿易(3176)が1Q決算を発表し、増収となりました。
1Q決算IR
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230206501550.pdf
進捗状況としては会社の予想通りといったところです。
三洋貿易は指数割安、高配当ですが堅実に成長を続けていますので保有していて安心感があります。
また、幼稚園などの送迎バスでの車内置き去り防止のセンサーの取り扱いもあり、社会課題解決のために追加投資しています。
良くも悪くも人気化していない銘柄ですので、短期筋が撤退し株価が下がるような場面があれば買い増ししていきたいと思っています。
ただ、本日は+19円(+1.66%)となり、年初来高値を更新しました。
チャートを見るとじわじわと下値を切り上げています。好調なうちは様子見で買い増しは調整時を待ちたいと思います。
タカラトミーが3Q決算・自社株買い及び消却を発表
タカラトミー(7867)が3Q決算を発表し、増収・減益となりました。
3Q決算IR
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230206500688.pdf
営業利益、経常利益は3Qの時点で会社の通期予想値を超過していますが、為替差損の影響もあるようで通期予想に変更はありません。
商品の販売自体は「ぷにるんず」の人気など、好調のようです。
アフターコロナでは「トミカ博」の再開なども期待できるので、優待のトミカを楽しみに長期保有で問題ないですね。
また、ポジティブなニュースとして、自社株買いと消却の発表がありました。
自社株買い・消却IR
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230203599968.pdf
上限40万株、5億円の規模です。取得した株式は全て消却となりますので、株主還元としては良い内容ですね。
息子もいまだにおもちゃ売り場ではトミカの確認をしていますし、同社のオモチャのクオリティーはとても高いので、株主優待トミカを集めるのが今後も楽しみです。
田辺工業が3Q決算を発表
田辺工業(1828)が3Q決算を発表し、増収・増益となりました。
3Q決算IR
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230207501714.pdf
営業利益、経常利益の進捗率は会社計画を超過しており、良好な決算だと思います。
同社は保守的な予想が多いので、上方修正とはなりませんでしたが、本決算では良い数字となるのではないでしょうか。
こちらも配当利回り3%超で、PER×PBRで算出される「グレアムのミックス係数」が「2.64」(四季報数値から)と激安な状態なのですが、なかなか日の目を浴びない「バリュートラップ」銘柄となっています。
株主優待もありますし、幸いにも現在は含み益ですので、資金効率は悪いですが、株価が適正水準まで是正されるのを待ちたいと思います。
本日の株価は−5円(−0.53%)、出来高は3,600株と相変わらず閑散としています。