YUPINの投資と暮らしの日記

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エーアイティーが本決算を発表【引き続き高配当銘柄としての魅力は高い】


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4月23日投資成績  

 本日の保有株の含み損益は前日比+154,533円となりました。

 昨夜の米国株式市場はNYダウは続伸、S&P500、ナスダックは7営業日振りに反発となり、中東情勢による地政学リスク、ハイテク株の調整が和らいだ印象です。

 日本市場も日経平均は一時前日終値を下回る場面がありましたが、小幅高で取引を終えています。

 ひとまずは今の水準で留まれば、「今回の下落は良い調整になったかな」といった感想ですが、まだポジティブな材料よりもネガティブな材料の方が市場には多いので、ここからさらに一段安となる可能性も十分に考えられます。

 引き続き割安な銘柄を中心に下落相場に強い銘柄をウォッチしていくこととします。

エーアイティーが本決算を発表

 エーアイティー(9381)が本決算を発表しました。

 本決算IR

https://www.ait-jp.com/docs/ir/library/20240415120001.pdf

 営業収益は26.0%、営業利益は18.1%、純利益は18.9%それぞれ前期から減収・減益となっています。

 コロナ禍において上昇していた海上運賃が需給バランスの正常化に伴い下落したことなどの影響で営業収益が大きく(26.0%)減少したことから、利益も減少となっています。

 ただ、売上総利益率は3.8ポイント、営業利益率は0.8ポイント改善するなど筋肉質な経営は健在なようで一安心といったところです。

 そのことは3Q時点で発表した下方修正での予想値を上回る着地であったことからも確認できます。

yupin.hatenablog.com

 配当金は前期の80円から変更ありませんでした。

 今後の事業展開としては、引き続きDXへの取り組みを継続(今年3月に「DX認定時事業者」の認定を取得)することで競争優位性を確保、より強固な収益基盤を構築するとしており、2025年2月期の業績予想は2Q時点で増収・減益、通期では増収・増益予想としています。

 配当金についても年間80円を維持(予想配当性向58.0%)しているため株価も配当利回り5%となる1,600円付近では強固な支持線になりそうですので保有するうえで安心感となりそうです。

エーアイティーの1年チャート SBI証券から

 

 業績は新型コロナ以降に特需で大きく業績を伸ばした後の反落から再び成長軌道へ乗っていきそうですし、筋肉質な経営基盤の構築による利益率の向上に伴い、今後の増配にも期待できると判断しました。

 引き続き長期で保有を続ける予定です。