アミファの３Ｑ決算を確認【円安が大打撃で下方修正】

　本日の保有株の含み損益は前日比＋751,947円となりました。

　昨夜の８月米国ＣＰＩは大幅利下げ観測を後退させる内容だったため、株式市場はソフトランディング期待から上昇し、日本市場も大幅反発となっています。

　保有資産の戻りは限定的となっているので、再度下落局面がくれば資産はジリジリと減る展開となりそうですがもともと９月はアノマリーで株価は軟調に推移しがちですので、そのつもりで相場を眺めていようと思います。

　アミファ(7800)の３Ｑ決算を確認しました。

　３Ｑ決算ＩＲ

　前年同期比で売上高5.7％の増収となっていますが、営業利益、経常利益、純利益ともに赤字転落となっています。

　また、業績の下方修正を併せて発表し、通期では純利益が3.7億円の赤字予想と赤字幅が拡大しています。

　業績予想値の修正に関するお知らせ

　決算説明資料を確認するも、「急激かつ大幅な円安の進行」がアミファに大きな打撃となっているようです。

　決算説明資料

　予想ＥＰＳがマイナス122円ですが、１株24円の配当予想については変更していませんが、今後減配の可能性はありそうです。

　ただ、日銀の利上げ発表以降、円高トレンドとなっているため、アミファについては本決算時にどこまで為替差損幅を減らせるかについて注目したいと思います。

　業績の回復にはまだ時間を要すると思いますが、なんとか配当を維持できるほどには利益を回復させてほしいところです。

　現時点で株主優待(３年以上保有、クオカード1,000円で計算)と配当を合わせると配当・優待利回りが５％を超える水準ですので、減配がなければ株価も底堅く推移すると思いますが、減配リスクは大ですので、減配による株価の底抜けには警戒が必要かと思います。

YUPINの投資と暮らしの日記