YUPINの投資と暮らしの日記

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タカラトミーの本決算を確認【総還元性向を原則50%へ変更】


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7月4日投資成績  

 本日の保有株の含み損益は前日比+358,051円となりました。

 日経平均があれよあれよと市場最高値を更新し、TOPIXも1989年につけた史上最高値2,884.80を更新しました。

 日本株が好調な原因がよくわかりませんが、保有銘柄も恩恵を受けているので良しとしましょう。

タカラトミーの本決算を確認

 タカラトミー(7867)の2024年3月期本決算を確認しました。

 本決算IR

https://ssl4.eir-parts.net/doc/7867/tdnet/2438708/00.pdf

 5月1日に通期業績の上方修正を発表しており、そのとおりの増収。増益での着地となります。

yupin.hatenablog.com

 また、3Q決算時には自社株買いも実施し、続いて5月15日にも100万株、27億円という規模で実施しています。

 自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の取得結果及び自己株式取得終了に関するお知らせ

https://ssl4.eir-parts.net/doc/7867/tdnet/2441058/00.pdf

 さて、減損損失の計上もあった2024年3月期ですが、終わってみれば売上高11.2%、純利益18.0%の増収・増益となかなかの好決算となりました。

 2025年3月期業績予想についても、好調は継続する見込みで、売上高10.4%、純利益27.4%の増収・増益を見込んでいます。

 配当金については、2024年3月期に創業100周年記念配当8円が実施されたことから、現時点では2024年3月期比で2円の減配となる1株48円(予想配当性向35.0%)となっていますが、配当と自己株式の取得を合わせた総還元性向を原則50%とすることを発表しています。

 株主還元方針の変更に関するお知らせ

https://ssl4.eir-parts.net/doc/7867/tdnet/2439054/00.pdf

 決算と併せて発表された「中長期経営戦略2030」では、「高い品質とクリエイティブ性を持ち、世界中で愛される総合アソビメーカーに成長する」と少子高齢社会という日本の現状からも、世界で評価される企業へと成長を謳っています。

 タカラトミーグループ「中長期経営戦略 2030」の策定について

https://ssl4.eir-parts.net/doc/7867/tdnet/2439134/00.pdf

 トミカやリカちゃん、ベイブレードなど、アナログなおもちゃに特に強みがあるなかで、ぷにるんずやとびだせ!きゅーびっつなどデジタル技術を取り入れた新感覚のおもちゃの投入により、創業100周年という歴史のなかで、現在では3世代で親しみをもつ企業へと成長しています。

yupin.hatenablog.com

 2030年へ向けては「アソビへ懸ける品質は、世界を健やかに、賑やかにできる。」の存在意義のもと、「アソビへ懸ける品質は、持続可能なウェルビーイング向上にグローバルで貢献できる。」という情熱でしタカラトミーの社会価値を高めていく戦略と確認。
 

 時代が変わっても、幼少期の子供はトミカプラレール、リカちゃんなど同社製品を愛していくことと思いますので、タカラトミーのグローバルでの活躍を期待して今後も投資を通じて応援するとともに、これからも家族で楽しませてもらおうと思います。