YUPINの投資と暮らしの日記

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ラクト・ジャパンが良好な1Q決算と2Q業績の上方修正を発表【業績の回復に期待が持てるようになってきました】


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ラクト・ジャパンが良好な1Q決算と2Q業績の上方修正を発表

 ラクト・ジャパン(3139)が1Q決算を発表しました。

 1Q決算IR

https://www.lactojapan.com/ja/ir/news/auto_20240411569246/pdfFile.pdf

 前期比で売上高2.5%、営業利益は23.5%、経常利益は50.1%、純利益は61.1%それぞれ増収・増益となっており、素晴らしい1Qのスタートを切っています。

1Qの国内事業は幅広い分野の食品で需要が回復傾向となり、アジア事業も中国以外では地域経済の回復が見られ、チーズメーカーは販売数量・売上高が伸長したようです。

チーズ製造では原料チーズ価格の低下と、販売価格の改定により利益率も改善しているようです。

 過剰在庫となっていた国産脱脂粉乳についても調整が進み、同社の輸入粉乳調製品販売も想定以上に回復しているようです。

 また、コロナ禍で混乱したサプライチェーンもタイムリーな供給を続け顧客との取引関係を良好にしたことにより、今は取引も拡大しており、本業は順調のようです。

 私が期待している機能性食品部門でもスポーツニュートリションの分野を中心にプロテイン製品の需要は旺盛で、国内市場は拡大しているため思惑通りの成長を見込めそうです。

アジア事業については前期の大口スポット販売や日本からの脱脂粉乳輸出が減ったことにより、売上が減少しましたが、ローカル市場での販売は順調とのことで、こちらも食の欧米化が進むアジアでの成長余地はたっぷりありそうです。

 以上により、事業は順調に進んでいるようで、2Q業績について上方修正を併せて発表しています。

 2024 年 11 月期第2四半期(累計)連結業績予想の修正に関するお知らせ

https://www.lactojapan.com/ja/ir/news/auto_20240408567322/pdfFile.pdf

 売上高は3.9%、経常利益は12.5%、純利益は14.0%それぞれ上方修正となっています。

 通期業績予想については保守的な姿勢としており、据え置きとなっていますが、利益率が改善していることから通期業績についても期待が持てると思います。

 株価はコロナ禍の影響もあり、PER10倍ほどと割安な状況ですが、アジア事業は中国、為替は円安という懸念材料があるなかで業績の回復がしっかり確認できることから、今後市場の評価が再び高まってくるものと見ています。

ラクト・ジャパンの5年チャート SBI証券から

 

 ラクト・ジャパンは配当・優待も魅力があるため、引き続きアジア事業の伸長、プロテインなど機能性食品伸長に期待して継続保有をするとともに、どこかのタイミングで私の保有する200株のうち、100株を妻に名義変更して株主優待を2名義でいただけるようにしたいと思います。