キャリアリンクが業績予想の修正を発表【不採算案件をなくし利益を上方修正】

　本日の保有株の含み損益は前日比＋96,468 円となりました。

　昨夜の米国では民間部門の雇用統計は予想を上回る一方、４月ISM製造業景況指数が予想を下回るなど、経済指標はまちまちとなるなか、ＦＯＭＣでは予想通り政策金利が据え置きとなり、パウエル議長が「次の行動が利上げになる可能性が少ない」と発言したことから株式市場の緊張感は幾分和らいだかたちとなりました。

　パウエル議長の発言に合わせてか為替も１ドル１５３円台まで円高が進む場面があり、タイミング的に為替介入が行われたようですね。

　ひとまずはゴールデンウィーク後半前の相場としては波乱なくイベントが通過したと思います。

　ゴールデンウィーク後半はネガティブな事象が起こらないことを祈りつつ、ゴールデンウィーク明けの決算発表に備えてプライベートを充実させ、英気を養おうと思います。

　キャリアリンク(6070)が業績予想の修正を発表しました。

　業績予想の修正に関するお知らせ

　売上高は8.2％の減額となりましたが、営業利益は3.3％、経常利益は3.2％、純利益は3.7％の増額修正となっています。

　キャリアリンクについては、受注先の落札価格の低廉化により、業績が悪化しており、２Ｑ決算時には業績の下方修正を行っていました。　

　今回は、想定する売上総利益が確保できないと見込まれる不採算案件には応札しない方針としたことで売上高は減少するも、利益は増加する結果となっています。

　経営判断としては良い判断だと思いますが、今後取引自治体の拡大が目論見通りに進むかは注意して確認する必要があると思います。

　予想ＥＰＳが185.52円へ上昇したため、配当金については120円予想を据え置いています。(予想配当性向64.6％)

　利益をしっかりと確保する経営方針を好感したためか、株価は上昇しています。

　今後も政策の迷走により定額給付金などの案件は続くと思われるため、キャリアリンクの出番は十分にありますので、営業の強化で取引先を確保し、利益の出る仕事をこなしていって欲しいと思います。

　５月１４日には本決算発表を予定していますが、来期予想も利益をしっかり確保する数字を出してくれれば株価も上昇基調に戻ると思いますがどのような数字を出してくるか注目したいと思います。

YUPINの投資と暮らしの日記