YUPINの投資と暮らしの日記

主に投資や、日常について書いています。

FPGが通期業績の上方修正と増配を発表【成長銘柄の長期投資でどれだけ資産を増やせるかFPGと夢を追います】


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3月25日投資成績  

 本日の保有株の含み損益は先週末比+259,275円となりました。

 週明けの日本株式市場は日経平均株価が474円安と軟調なスタートとなっています。

 為替も1ドル152円を窺うかという円安の進行に、神田財務官が「今の円安の動きはファンダメンタルズに沿った方向ではなく、明らかに投機が背景にある」と市場を牽制するも、効果は薄く1ドル151円台の円安が続いています。

口先介入も効果は限定的

 今週は3月権利確定日がありますので、保有銘柄も権利取得・権利落ちにより増減が大きくなるかもしれないので、そのつもりで相場の様子を見ていくこととします。

FPGが2Q・通期業績の上方修正と増配を発表

 FPG(7148)が2Q・通期業績の上方修正と増配を発表しました。

 1Qで好調なスタートを切っていたことから、上方修正の可能性を感じていましたが、2Q決算前に上方修正の発表となりました。

yupin.hatenablog.com

 2024 年 9 月期業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ

https://ssl4.eir-parts.net/doc/7148/tdnet/2412628/00.pdf

 2Q業績では主に国内不動産ファンド事業における不動産小口化商品の好調な販売が継続し、計画を大幅に超過する見通しであること。

 主にリースファンド事業において、潤沢な期初在庫と大型船舶案件等、船舶・コンテナの海運案件を中心に積極的な案件組成を推進するとともに、出資金の販売計画を前倒しにする等、積極的な販売が続いていること。

 海外不動産ファンド事業においても、2023年 10 月に組成した米国テキサス州オースティン市の大規模集合住宅案件の販売が好調に推移していることから、2Q業績予想は売上高37.6%、営業利益55.8%、経常利益57.9%、純利益63.6%増加と大幅な上方修正となっています。

通期業績予想は保守的

 通期業績予想については、リースファンド事業において、当初下期に販売を予定していた在庫を上期に前倒し販売を行ったことによる上期偏重の着地を予想していることとや、今後の金利上昇や為替変動の影響を保守的に予想した結果、売上高7.6%、営業利益9.5%、経常利益10.5%、純利益13.6%の上方修正に留めています。

 この数字は会社四季報春号の四季報による業績予想の数字とほぼ同じ(四季報予想数字の方がやや良い数字を出している)となっています。

 通期業績については保守的な予想となっていますが、好調な不動産小口化商品組成のための資金調達も発表しています。

 大規模な不動産小口化商品組成のための資金の借入に関するお知らせ

https://ssl4.eir-parts.net/doc/7148/tdnet/2412627/00.pdf

 200億円を上限とした借入枠を確保し、成長の手を緩めずに事業を進める姿勢を感じます。

大幅増配【今期から中間配当実施】

 配当予想については期末配当金を38円75銭予想から49円25銭へと引き上げ、年間配当金は前期実績の73円から88円へと15円の大幅増配に。

 配当政策については今期から中間配当を実施することを発表しています。

yupin.hatenablog.com

 配当性向は50%を目安としており、割安・成長・高配当と3拍子揃った銘柄としての地位をしっかりと確立しています。

 今回の上方修正と増配を受けて、株価は7.18%高としっかりと上昇。

FPGの10年チャート SBI証券から

 

 予想EPSが175.64円ですので、PER15倍でも2,634.4円、成長性を考えれば配当利回り4%水準でも十分投資に値するので、配当利回り4%となる株価2,200円は今後下値目途としても十分機能しそうです。

日本を代表する企業への成長を期待して

 我が家でFPGに投資している分の買付け単価は278円ですので、10バガーも視野に入ってきました。(本日時点で7.8倍まで上昇)

 すでに投資元本は配当金で回収済みですが、今回の増配で我が家のFPGに対する取得配当利回りは31.65%まで上昇しています。

 FPGについてはコロナショックからも早期に業績を回復させた経営判断が素晴らしいため、投資環境の良い現在ではさらに大化けをするポテンシャルを十分に持っている銘柄として期待しています。

 将来はオリックス(8591)などと並び、日本を代表する多角的事業展開企業としての成長を夢見ています。

 私の投資人生の中で一番成長しているのがFPGですので、保有株数は2,500株と多くはありませんが、優良な長期成長銘柄を長期保有することでどれだけ資産を増やせるのかをFPGで体感させてもらおうと思っています。