YUPINの投資と暮らしの日記

主に投資や、日常について書いています。

FPGが増配を発表も株価は急落【再上方修正の可能性あり】


スポンサーリンク

4月26日投資成績  

 本日の保有株の含み損益は前日比-419,915円と大きくマイナスとなりました。

 米国は経済指標が予想を下回ったことから、景気後退懸念が意識され株式市場が下落し、日本も連れ安となっています。

 ゴールデンウィーク明けには決算発表も本格化するので、そろそろ連休前の手仕舞い売りで軟調な展開となりそうです。

 ゴールデンウィーク以降の消費の回復が日本の景気回復の鍵だと思うので、ゴールデンウィークは近場へ遊びに行こうと思っていますが、行楽地にどれだけ人が戻っているかチェックしたいと思います。

FPGが増配を発表も株価急落【再上方修正の可能性あり】

 FPG(7148)が第2四半期業績の上方修正と増配を発表しました。

 上方修正・増配IR

https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230418549267.pdf

 第2四半期についてはリースファンド事業が好調で、売上高はほぼ変更がないものの、利益面では営業利益で+62.8%、経常利益で+59.0%、純利益で+55.3%へと上方修正です。

 第2四半期としては過去最高の水準と絶好調のようです。

 通期業績については、不動産小口化商品の上期販売実勢を考慮し、売上高は-11.6%と下方修正していますが、営業利益は+15.4%、経常利益は+12.3%、経常利益は+10.5%と上方修正となっています。

 こちらの予想についても、シリコンバレー銀行の破綻や、金利上昇ウクライナ情勢等のマクロ経済の悪化を考慮したうえでの過去最高益の更新とわざわざ記載しているので、期内に再度の上方修正余地すら感じます。

 配当金についても、連結配当性向50%を目安としている方針どおり、修正後のEPS122.95円の50%から、1株61.5円と、前期実績の50円から11.5円の増配予想となりました。

11.5円の大幅な増配

 FPGについては、2度の株式分割前から投資していたものと、コロナショック時に買い増ししたものを合わせて私の買付価格は245円ですので、今回の増配により投資利回りが25%を超えました。

 同社については、好決算でも株価は下落するなどよく分からない動きをする変なクセがありますが、コロナショックからも劇的に業績を回復させたことから、経営陣の手腕が素晴らしいと感じているので、相場全体の下落・調整に連れ安する場面では買い増ししていきたいと常に監視しています。

 キャピタルゲインを狙えるにも関わらず、高配当銘柄として長期保有にも適しているので増配は素直に嬉しいですね。

 FPGのような銘柄がポートフォリオの一角にあるので、新たなグロース銘柄への投資も強気に行えて、好循環を生み出しつつあります。

 今回も、期待値が高すぎたのか本日の株価は-87円(-7.07%)と大幅安となっています。

好調な業績とは裏腹に株価は急落



 不動産小口化商品の売れ行き懸念と売上高の下方修正が成長鈍化を意識させたものだと思いますが、経験則から短期的な株価の動きは無視して25%まで高まった投資利回りの恩恵を享受しながら、不動産小口化商品が軌道に乗ることに期待したいと思います。

 

FPGについては順調に育っていると判断しています