シンシアが業績上方修正と増配を発表【前期から3.5倍に大幅増配】

　本日の保有株の含み損益は前日比－189,791円となりました。

　今日は日経平均よりもグロース指数の上昇幅が大きかったのですが、保有銘柄の多くは昨日大きく上昇した反動からか、下落しています。

　そんななか、日本ギア工業(6356)がストップ高となり、年初来高値を更新しました。

　今日のザラ場で３Ｑ決算を発表していますが、３Qですでに通期の利益を超過する数字を出してきました。上方修正については今後の費用発生の予想などが困難であることから据え置きとなっていますが、このままの勢いで本決算を迎えれば一段高もありそうです。

　決算の内容についてはこれからしっかり確認したいと思います。

　さて、明日で１月の取引も終わります。

　今年は元日から能登半島地震が発生するなど、ご祝儀相場とは言えない雰囲気で始まりましたが、日経平均株価はお祭り騒ぎのような上昇を見せています。

　私の資産は日経平均の上昇に置いて行かれてしまっていますが、それなりに恩恵も受けていますので、良い雰囲気で１月を締めくくれればいいなと思っています。

　シンシア(7782)が2023年12月期業績予想の上方修正と増配を発表しました。

　業績予想の修正(上方修正)および配当予想の修正(増配)に関するお知らせ

　売上高はオリジナルブランドのシリコーンハイドロゲル素材コンタクトレンズの「シンシアワンデーＳ」が好評を博し、想定を上回る販売となったことで、1.1％の上方修正です。

　利益面では高付加価値製品の販売増や、販促費の効率化による利益捻出、円安の影響でデリバティブ評価益が発生し、営業利益は16.6％、経常利益は43.1％、純利益は34.2％とかなりの好転を見せています。

　ＥＰＳも32.54円から43.63円へと上昇し、配当金は前回予想(10円)からは４円、前期実績(４円)からは10円増配の１株14円へと前期から3.5倍へと大幅増配となりました。

　配当性向は32％となっています。

　上方修正発表時(1月26日)の終値は530円でしたので、ＰＥＲは12.14倍まで低下し、成長性を考えると割安感が出てきました。

　シンシアは株主優待が同社のコンタクトレンズユーザーにとっては超強力なため、私は優待が続く限り、保有を継続しますが買付価格806円で長期塩漬けとなっている株価もいつか含み益が出るほどに回復するかもしれませんね。

　現状の含み損も、優待を利用したコンタクトレンズの購入により、コンタクトレンズ代の節約で充分元が取れています。

　昨年末には子供たちも将来コンタクトレンズを使う可能性を考慮し、子供名義でもシンシア株を買い付けています。

　2023年期については、十分な結果を出してくれたと思いますが、会社四季報を確認したところ、四季報予想に対しては未達となっていました。

　四季報もなかなかシビアな予想値を出してきますね。

　そのため、一時はストップ高となるものの、それから上値を追うことはできずいつものようにジリジリと株価は元の位置に戻りそうな雰囲気を見せています。

　２月予定の本決算では2024年期の業績予想に期待するとともに、四季報編集部をぎゃふんと言わせる数字を今後叩き出して欲しいと思います。

YUPINの投資と暮らしの日記