日精エー・エス・ビー機械3Q決算と増配を発表
日精エー・エス・ビー機械(6284)が3Q決算を発表しました。
3Q決算IR
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230731530016.pdf
同社は世界の主要展示会への出展を加速し、グローバルな営業活動の強化と、生産体制の増強に取り組み、受注高、受注残高も良い数字が出ています。
円安メリット銘柄であり、上半期に急速に進行した円高による為替差損を計上したため3Qの経常利益は前期比減益となっていますが、事業自体は好調です。
ストレッチブロー成形機の売り上げが伸びるなか、メンテナンスなどのアフターサービスでストック収益を作り出している点も良いと思います。
といった状況ですので、配当予想の修正(増配)を発表しました。
配当予想の修正(増配)に関するお知らせ
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230731530017.pdf
前期実績及び今期予想の100円から20円増配し、今期の配当予想は120円へと大幅な増配となっています。
2020年9月期の配当金は60円でしたので、3年で配当金が倍増となります。
今期の予想EPSは333円ですので、配当性向は36%と成長と配当のバランスも良好になってきました。
今後も為替の影響はそこそこ受けると思いますが、インドを中心とした成長余力もたっぷりある企業として投資を継続していくとしましょう。
増配を発表後に株価は大きく上昇する場面がありましたが、現在は小康状態に戻っています。
1年チャートだと増配発表の上昇も見た目では分かりませんね。
まだ本格的な成長には時間を要すと私は思っていますので、今年も予定が合えば株主総会に出席して経営陣の説明を聞きたいと思います。
株主総会の様子はこちらです。