メキシコとの準決勝
今日はＷＢＣの準決勝メキシコ戦でした。
負けたら終わりのトーナメントですので、観ている方もドキドキでした。
佐々木朗希投手も良く投げていましたが、失投のフォークをホームランにされ、チャンスを作る日本打線もメキシコのレフトの選手に岡本選手のホームランをキャッチされるなど、流れは正直良くなく、良くある「負けパターン」のような雰囲気を感じつつも、今回の侍ジャパンならなんとかしてくれると思いテレビで応援していました。
今季からメジャーリーガーとなる吉田選手の同点ホームランで追いつくも、直後に好リリーフを続けていた山本投手が追加点を許すなど、常に日本が追う展開となっていました。
再三のピンチをメキシコも良く守り、１点ビハインドで迎えた最終回。
解説の元メジャーリーガーの佐々木氏によると、「メキシコはストッパーはいい投手がいる」と言っていたので、いよいよ万事休すかと思いきや、先頭打者の大谷選手がヒットを放ち、ヘルメットを脱ぎ捨てて２塁まで激走し、チームを鼓舞しました。
今日絶好調だった４番の吉田選手は四球を選び、迎えた５番は今日三振とファールフライに倒れている絶不調に見える村上選手。
しかし、吉田選手の代走に周東選手を１塁ランナーに置き、村上に託した栗山監督とチームの信頼に村上選手が見事にセンターオーバーの逆転サヨナラ２ベースを放ち、劇的な勝利で遂に決勝まで駒を進めました。
素晴らしいゲームでしたが、ドキドキしすぎて観ていて疲れましたね。
明日の決勝の相手はアメリカです。
夢のカードが実現
ＷＢＣという舞台でようやく日本対アメリカというカードが実現することとなりました。
他の国も十分強豪となる実力をつけていますが、やはり野球世界一を決めるカードは日本対アメリカだと思います。
１発勝負という難しさがあるからこそ、いままで実現されなかったカードですので、明日はもちろん優勝を目指して頑張って欲しいですが、両国の代表には思いっきり野球を楽しんでベストパフォーマンスを発揮して欲しいですね。
野球の試合は「プレイボール！」(ボールで遊べ！)という審判の掛け声で始まりますから。
