家庭菜園始まる
今年もいよいよ家庭菜園の時期がやってきました。
本格化するのは4月に入ってからですが、寒さに強いものは栽培を始めます。
定年退職してから土いじりの楽しさを覚えた父は、初心者あるあるの活動の速さで、畑全面をせっせと耕耘しています。
暇さえあれば耕耘していますので、雑草も生える暇がありません(笑)
また、栽培するところだけに堆肥をまけばいいのに、畑全面に堆肥をまいてかき回しています。
父の数少ない趣味となっているので、子供が余計なことを言わないように気を遣っていますが、そんな有様ですので、家庭菜園が節約につながっているかは微妙なところです。
この後、ジャガイモを植えるところから父の家庭菜園が始まります。
スナップエンドウの種蒔き
さて、私はこちらから今年の家庭菜園をスタートさせます。
スナップエンドウは、秋のうちに種を蒔いて、越冬する栽培方法もありますが、こちらの地方は厳冬期には気温が-20度近くまで冷え込むことがあるため、私は春先の冷え込みがおさまった頃を見計らって苗を作ることにしています。
ポットに培養土を入れて、3粒ずつ種を蒔いていきます。
畑に植え付ける時には2本だちにしますが、私の経験上、スナップエンドウの発芽率はかなり高い(80%以上)のため、種の節約と、不要に間引く必要がないようにするため、3粒づつとしています。
今回は33ポットになりました。
種を蒔いた後は、たっぷりと水遣りをして玄関に移動して発芽を待ちます。
玄関に入れるのは、この時期の我が家の玄関が約20℃で、スナップエンドウの発芽温度とほぼ同じためです。
発芽率が高いのは温度管理がうまくいっているからかもしれませんが、ひとつだけ注意が必要なのは、「発芽したらすぐに外に出すこと」です。
玄関では日光に当たらないため、油断して外に出すのが遅れると、あっという間に「豆苗」になってしまいます。
発芽後には外で管理することになるので、鳥よけと寒さ除けを兼ねて、ビニールシートと弾ポールを使って苗用の温室を後日作ろうと思います。
さあ、今年もいよいよ家庭菜園の始まりです。
一度始めると、他の野菜もどんどん作業に着手したくなりますが、やはり野菜も生き物ですので、適した時期に栽培することが一番上手くいきますので、はやる気持ちを抑えつつ、ボチボチ進めていこうと思います。
【栽培メモ】今年のスナップエンドウ種蒔き日:3月16日