ドンジャラの面白さに今さらながら気付きましたので、ブログに書くことにしました。
我が家がハマっているおもちゃ
ここ最近我が家でのヒット商品(ゲーム)を紹介します。
まずは、Nintendo Switch。
まあこれは間違いないおもちゃですね。
テスタさん本当にありがとうございました。
子供たちはマインクラフトでせっせと建築に励んでおります。
私はNintendo Switch Online に加入し、ファミコン・スーパーファミコンの懐かしいゲームを、堪能しております。
ラインナップも随時追加されているので、これで年間2,400円はお得だと思います。
ドンジャラ
さて、我が家でNintendo Switchに匹敵する評価を獲得したおもちゃはこちら。
ドンジャラとは
ドンジャラとは麻雀のルールを簡略し、牌についても子供に分かりやすいようアニメやゲームのキャラクターで構成された「絵合わせゲーム」です。
ポンジャン
ドンジャラについて説明する前に「ポンジャン」という玩具の説明を少々。
ポンジャンは1960年代後半から70年代前半に「第二次麻雀ブーム」が起きた時に「ルールや牌の種類が分かりづらい」「賭博のイメージが強すぎる」といった世間の声を聞き、玩具会社の「アノア」という会社が牌の図柄を絵(自動車・船・飛行機)と3色(赤・青・黒)の色分けにし、基本の役は刻子(同じ牌を3枚揃えたもの)とし、初心者や子供でも楽しめるように開発されたおもちゃのようです。
※アノアという会社は現在倒産しているようです。アノア倒産後はクローバーという会社がポンジャンを引き継ぎますが、そのクローバーも倒産しトミー(現在のタカラトミー)が引き継いでいます。販売会社が3社も変わるほど歴史があるおもちゃです。
ドンジャラの登場
ポンジャンというおもちゃを更にアレンジして1980年にポピー(現在は合併しバンダイ)が図柄をアニメ(漫画)にし、役柄もその家族構成に沿ったものにするなど、子供が遊びやすくしてドンジャラが誕生しました。
ドンジャラには40年以上の歴史があります。
ドラえもん
キャラクターと家族構成(のび太、スネ夫、ジャイアンのママが登場している)などがドンジャラにぴったりの国民的アニメです。
実家にもドラえもんのドンジャラを見かけた記憶があり、先日探したのですが、見つからず…どうやら処分してしまったようです。残念!
(どうやら買った当初、当時の子供(私)が興味を示さなかったらしく、まったく遊ばなかったとのことです。)
確かに私も遊んだ記憶がありません。
ドンジャラを購入する
さて、ドンジャラの歴史と我が家の関わりですが、今までは「ニアミス」な状態でした。子供の頃遊んでおけば…
私と同じく、妻もドンジャラで遊んだことはないようです。
では、なぜドンジャラを買うことにしたのか。
それは、「私が遊びたかったから」です(笑)
私は麻雀を打てませんが、最近読んだ漫画の「アカギ」は好きです。
完全に漫画に影響されてしまいました(笑)
麻雀は「賭博のイメージ」が強く、あまりいい印象を持っていない人もいると思いますが、相手の捨て牌から狙いを読むこと、状況による判断力など「他者との駆け引きを高度な次元で楽しむことができる完成度の高いゲーム」だと思います。
「将棋」は「戦をイメージするから悪」というようなネガティブなイメージはないのに、麻雀は「タバコの煙がモクモクとしたなか行う博打」といったイメージで大分損をしていますね。
健全に遊べば素晴らしい玩具だと思います。
思考を駆使しますし、認知機能も向上しそうです。
実際に、高齢者福祉施設でも導入されている事例もあるようです。
私もいずれは麻雀ができるようになりたいと思いますが、やはりルールが難しそうなので、手始めにドンジャラで遊んでみようと思ったのでした。
というわけで、完全に自己都合でのドンジャラですので、実際に子供たちが卓を囲んでくれるのかは不明でしたが、ドンジャラを買うことを宣言し、妻と子供にどのドンジャラを買うべきか希望を聞いたところ「鬼滅の刃がいい」と言うので、鬼滅の刃にしました。
鬼滅の刃のドンジャラも2種類販売されていますが、第2弾の「ドンジャラ 鬼滅の刃2」を購入しました。
ドンジャラ 鬼滅の刃2の特徴
同じ鬼滅の刃でも、第1弾とはキャラクターが変わっており、猗窩座(あかざ)と魘夢(えんむ)が登場するので「劇場版 無限列車」をイメージしたドンジャラとなっています。
また、ベーシック?なドンジャラ(ドラえもんドンジャラ基準)と違うところとして、牌の種類がやや多く、キャラクターによる枚数のばらつきがない。ことが特徴です。
牌の種類ですが、ドンジャラの定番「ドラえもん」が15種類に対し、「鬼滅の刃」は17種類。
ドラえもんドンジャラはドラえもんやのび太など主力級キャラは9枚、のび太のママ、セワシなどのサブキャラは3枚など枚数に偏りがありますが、鬼滅の刃ドンジャラについては全キャラが5枚(オールマイティー牌は3枚)と偏りがありません。
麻雀は同じ牌は4枚なので、鬼滅の刃ドンジャラのほうが麻雀に近いかなと思います。
そのため、同じ牌を3枚揃える難易度が上がるので麻雀の七対子のような役も作る機会が多くなります。
子供たちの反応
ドンジャラを買うことにしたものの、子供たちはドンジャラについて知らないので、「鬼滅の刃のドンジャラ欲しい?」と私が聞けば「鬼滅の刃のおもちゃ欲しい?」と脳内変換されるわけで「欲しい~!」と喜んでいましたが実物を見てガッカリしないかという一抹の不安も。(過去に私が興味を示さなかったことが頭をよぎります)
見事にハマった!
この「鬼滅の刃2」ですが、あまり生産されていない?のか、なかなか売っておりません。ネットでは定価より高く販売されているところも。
Amazonでも在庫のない時があります。
「無限列車編」をベースに役が作られているので、今後「遊郭編」をテーマに「第3段弾」の可能性もあるのでしょうか?
プレイ台のデザインも赤の外枠と黒のマットに「滅」の文字がカッコいいです!
対象年齢は6歳以上となっております。
小学2年生の息子は大丈夫ですが、5歳(年中)の娘は少し難しいかな?といったところです。
ただ、私も妻もドンジャラに関しては「初心者」なので、子供とガチンコ対決ができました(笑)
オールマイティー牌の使い方の工夫での多面待ちなどの判断は大人が上ですが、基本は「引きの強さ・運の要素」が大きいので、まともに戦うことができます。
予想外の強者
運の要素が強めのドンジャラですが、予想外の強者が現れました。
それは、幼稚園児の娘です。
やたらに引きが強い!
駆け引きをなどなんのその。どんどんツモあがりをしていきます!
幼稚園児に勝てない大人たち(笑)
また、あがり役としては前述したように同じ牌が5牌しかないため、「臨機応変セット 」の出現率が高いです。
なかなか大物手が出ません。
常にみんながジャブを繰り出している感じ(笑)
大物手を育てて、あと少し。というところで「臨機応変セット」で蹴られる。
相手の手が強そうなら「臨機応変セット」で早あがりする。といった展開が多いです。
臨機応変セットがあるので、流局が少なく、毎局誰かが役を作りあがります。
ただ、オセロなどと違い、大人とまともに勝負できるのが嬉しいのか、子供もすっかり気に入ったようです。
大人も手加減せず楽しめます。
ちょっとした不満点
ただ、牌が小さく、軽いので混ぜているときに簡単に裏返ってしまうことや、ツモのときに山を崩してしまいやすいなど若干の不満もありますが、メインターゲットが子供の商品なので仕方がないのかなと思います。
しかし、発売当初の1980年代頃の商品は牌も大きく麻雀牌に近い作りのようですので、機会があればアンティークドンジャラにも触れてみたいと思いました。
ドラえもんドンジャラも欲しい!
また、ドラえもんのドンジャラはやはり1つ欲しいですね。
鬼滅の刃は大人気ですが、実家のじぃじ、ばぁばはアニメを観ておらず、理解が難しいので、そこは誰もが知っている「ドラえもん」が役の理解しやすさでは最適だと思うからです。
牌の種類や図柄による数も違うので、遊びわけもできます。
あまり収集すると妻に怒られますので、まずはこの「鬼滅の刃」を遊び込んだのち「ドラえもんドンジャラ」 でも遊んでみたいと思います。
今日も家族でかわいい卓を囲んで勝負します(笑)
果たして私は麻雀を打てるようになるのか?
ドンジャラで子供に鍛えてもらおうと思います。
もうすぐ春休み
来週には子供たちも春休みに突入します。
家族団らんの時間にドンジャラ。オススメです。