YUPINの投資と暮らしの日記

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シードが通期業績予想の修正と特別損失を計上【株主優待改悪のアトムがストップ安】


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5月10日投資成績  

 本日の保有株の含み損益は前日比-110,571円となりました。

 昨夜の米国は経済指標の悪化(週次失業保険申請件数の増加)による長期金利の低下で株式市場は上昇。

 日本市場も一時は日経平均株価が600円を超える上昇を見せるも、週末要因なのか、見事に尻すぼみに値を消して155円高に留まりました。

アトムがストップ安

 保有銘柄では、株主優待の改悪(半減)を発表したアトム(7412)がストップ安となっています。

アトムの5年チャート SBI証券から

 コロナショック時も株主優待の魅力のみで株価が支えられていましたが、長引く赤字により、ついに株主優待にメスが入った感じです。

 株主優待価値のみで株価が形成されていた場合、株価も優待と同じく半値まで暴落する可能性も十分にあります。

 物価高に賃金上昇が追い付いていない日本社会の状況を大きく受けている飲食店がアトムなのであろうと感じる業績となっていますが、業績を回復させ優待を拡充させることができるのか、または優待を廃止せざるを得なくなるのか。

 大きな岐路に立たされていると思います。 

シードが通期業績予想の修正と特別損失を計上 

 シード(7743)が通期業績の修正と特別損失計上を発表しました。

 通期業績予想の修正及び特別損失の計上に関するお知らせ

https://ssl4.eir-parts.net/doc/7743/tdnet/2429207/00.pdf

 売上高は7億円減少し323億円へ2.1%下方修正する一方で営業利益は1.3億円増加し2.03億円へと6.8%、経常利益同じく6.8%、純利益は4.4億円増加し19.4億円へと29.3%の上方修正となっています。

 2Q、3Qに引き続き、今期3回目の上方修正となりますが、3Q時は新株式発行及び株式売出しを発表し、今回は減損損失の計上を併せて発表するなど、好悪材料を一緒に発表することが多くなっています。

yupin.hatenablog.com

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 減損損失の内容は関係会社の株式評価損3.2億円を計上するとのことで、配当金については従来予想の1株15円予想から変更はありません。

 新株発行による希薄化と巨額(131億円)の固定資産取得予定が嫌気され大きく下落していた株価も今回の上方修正でひとまずの底打ちをした感があります。

シードの6か月チャート SBI証券から

 

 巨額投資が収益につながるかがキーポイントですが、株主優待を貰いながらじっくりと成長を見守ろうと思います。