5月8日投資成績
本日の保有株の含み損益は前日比−335,888円となりました。
米国ではカシュアリミネアポリス連銀総裁が「政策金利が十分に景気抑制的でない」との発言から利上げ懸念が再燃と相変わらず金利に対する一喜一憂相場となっています。
日経平均株価は632円安と昨日の上昇を帳消し、保有銘柄も主力のFPG(7148)が−3.11%、システムリサーチ(3771)が−5.0%下落したことが響いていますが、両者とも業績は好調のため心理的ダメージは感じません。
FPGが2Q決算、自社株買い及び自己株式消却を発表
私の主力銘柄の1つであるFPG(7148)が2Q決算を発表しました。
2Q決算IR
https://ssl4.eir-parts.net/doc/7148/tdnet/2426404/00.pdf
前期比で売上高は56.7%、営業利益38.5%、経常利益42.5%、純利益52.8%増と素晴らしい内容となっています。
通期業績予想に対する進捗率は売上高64.8%、営業利益75.4%、経常利益76.1%、純利益76.8%とこちらも順調。今後上方修正の可能性に期待です。
リースファンド事業では過去最高の出資金販売額を記録し、国内不動産ファンド事業、海外不動産ファンド事業も過去最高の販売額を記録とまさに絶好調です。
大規模な不動産小口化商品組成のための330億円を上限とする資金借入も発表しており、機を逃さない事業展開も心強いところです。
株主還元としては自己株式の取得と消却を発表。
自己株式取得に係る事項の決定及び自己株式消却に関するお知らせ
https://ssl4.eir-parts.net/doc/7148/tdnet/2426301/00.pdf
自己株式は100万株、20億円を上限として5月1日から10月31日までとし、100万株取得の場合は発行済み株式総数の1.2%となります。(株価はおそらく2,000円まで下落しないため、100万株の取得は不可能かと思いますが、株価の下値を固める効果は十分です)
自己株式の消却については、今回の自己株式取得の分は含めずに、367万株を5月10日に消却予定となっています。発行済株式総数の4.1%という大規模な消却です。
これは既存株主からするとかなりの株主還元となります。
文句のない業績と株主還元により、株価は急騰を見せますが、現在は上値が重い状況です。
今期から実施される中間配当は38円75銭と事前予想どおりとなっていますが、通期配当については今後上方修正の余地は十分あると思いますので、次回は配当金での株主還元を期待するとしましょう。