YUPINの投資と暮らしの日記

主に投資や、日常について書いています。

ヤマダホールディングスが3Q決算を発表【買い増し検討も株価は思いのほか調整せず安定しています】


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2月7日投資成績  

 本日の保有株の含み損益は前日比+132,785円となりました。

 決算発表が続くなか、保有銘柄も取引時間内でプラスからマイナス、マイナスからプラスへと値動きが大きくなっています。

 KDDIによるTOBが発表されたローソンはTOB価格の10,360円付近まで急上昇する一方、KDDIは2%近く下落しており、明暗が分かれています。

 TOBでのイベント投資ではTOBされる側銘柄を保有しておくのがセオリーですので、大株主や資本関係も確認して投資するとイベント投資でも成果をあげられるようになりそうです。

ヤマダホールディングスが3Q決算を発表

 ヤマダホールディングス(9831)が3Q決算を発表しました。

 3Q決算IR

https://www.release.tdnet.info/inbs/140120240115514981.pdf

 前期比減収、減益となっており通期業績予想からの進捗率は売上高69.4%、営業利益76.7%、経常利益77.3%、純利益84.1%と利益は確保しているように見受けられますが、暖冬の影響で季節家電の売上が不振との記載がありますので、4Q業績が伸びない可能性がありそうです。

 物価高による実質賃金低下により生活防衛意識の高まりが耐久消費財の買い替え需要の減少を引き起こしているようで、家電業界を取り巻く環境は厳しい状況です。

 アフターコロナでの人流の回復も、モノからコトへと消費志向のシフトへとつながり、決算短信を読んでもネガティブな記載が目立ちました。

 そんな厳しい状況ですが、それなりに利益は確保しており、発展的・抜本的構造改革に取り組んでいる住宅事業は2024年度に効果が実現する予定と「くらしまるごと」戦略の芽が出る気配についての記載がありました。

 期末の配当予想については未だに未定としており、今後の株主還元については業績の推移を鑑み決定してまいります。との記載にとどまっています。

 3Q発表後大きく調整するようなら買い増ししようと思っていたのですが、思いのほか株価は動いていません。

ヤマダホールディングスの6か月チャート SBI証券から

 今後の株主還元が配当になるのか、自社株買いになるのか未定ですが、住宅事業が軌道に乗ればまだ成長余力は大きいと思いますので、株主優待をいただきながらじっくりと投資していく予定です。