YUPINの投資と暮らしの日記

主に投資や、日常について書いています。

プレステージ・インターナショナルが3Q決算を発表【ワクチン関連業務剥落分を本業で埋めてきました】


スポンサーリンク

2月1日投資成績  

 本日の保有株の含み損益は前日比+601,762円となりました。

 私の主力銘柄のシステムリサーチ(3771)がストップ高の上昇、FPG(7148)が+104円(+6.11%)となったことから、保有資産は大きく増加しています。

 この2銘柄がなければ前日比マイナスでした。

 昨夜のFOMCで主要政策金利の維持が決まったことや、パウエル議長が3月会合での利下げに懐疑的な考えを示したことから米国株式市場は下落しました。

 米国はソフトランディングの期待が高まっているため、株式市場も年初から最高値を更新し続けるなど好調でしたが、一服あるいは調整となる可能性が出てきました。

 一方、日本は金融政策の正常化に踏み切るタイミングが近いと見て、長期金利が上昇し、住宅ローン金利も引き上げの動きが見られます。

 日米の金融政策の相違から、セオリーどおりに為替が円高となっていくのか注目です。

 日本の株式市場も調整入りするようだと「節分天井彼岸底」のアノマリーがちらつきますが、今年は新NISAによる市場への資金流入が続くため、引き続き相場は強いのではないかと思っています。

プレステージ・インターナショナルが3Q決算を発表

 プレステージ・インターナショナル(4290)が3Q決算を発表しました。

 3Q決算IR

https://www.release.tdnet.info/inbs/140120240125519123.pdf

 売上高については金融保証事業、グローバル事業、オートモーティブ事業が成長したことで、前期に特需として発生したワクチン関連事業の減収分を吸収し、前年同期比8.1%の増収となっています。

 利益面についてはワクチン特需の剥落分を埋め切れてはいませんが、アフターコロナに本業の成長が鮮明となっている印象を受けます。

 売上高営業利益率は前期が14.9%、今期が13.3%と1.6%低下していますので今期はいかに前期のワクチン業務特需を本業で取り戻していくかがポイントになりそうですが、会社予想に対する進捗率も売上高で77.4%、営業利益では71.3%、経常利益では71.5%、純利益では74.1%となっており、良くも悪くもそこそこの業績で着地となりそうです。

 株価の上昇にはまだ時間を要すると思いますが、四季報では来期以降も増配予想となっていますので、来期以降に過去最高純益の更新がなされることを期待してじっくりと待ちたいと思います。