1月17日投資成績
本日の保有株の含み損益は前日比−85,539円となりました。
日経平均は年初来高値を更新後下落に転じ、本日の値幅は762.7円と振れ幅が大きくなっています。
日経平均のETFを中国人が買っているようで、日本人は米国株を買い、中国人が日本株を押し上げるといった不思議な状況になっています。
こういった背景から、グロース市場にはなかなか資金は回ってこないかもしれません。
エーアイティーが3Q決算と通期業績の下方修正を発表
エーアイティー(9381)が3Q決算と通期業績の下方修正を発表しました。
3Q決算IR
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120231227509756.pdf
連結業績予想の修正及び個別業績予想に関するお知らせ
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120231227509790.pdf
営業収益27.7%、営業利益23.6%、経常利益24.4%、純利益23.8%と大きく下方修正となり、前期比増収・増益予想から減収・減益予想へとなってしまいました。
2Q決算時から、会社四季報予想と会社の予想値に差異があったため、気になっていたところですが、今回の修正で四季報予想よりもさらに悪い数字となっています。
コロナ禍で高騰した海上運賃の正常化で特需が予想を超えるペースで剥落、物価高による消費者の買い控えも重なったことが下方修正の要因です。
売上総利益率は改善し、筋肉質な経営となっていますが、営業収益の減少の影響が勝っている状況で、4Q以降も厳しい事業環境となると予想しているようです。
なお、配当については修正後のEPSが120.3円であることから、80円配当に変更はありません。(配当性向は50%から66.5%へ上昇)
エーアイティーについては、運賃低下による輸入車の物流コスト低下があるものの、円安の影響もあり輸入雑貨等の回復は鈍いと考えられるため、下方修正後から業績は足踏みとなりそうです。
配当が据え置かれたことで、配当利回り5%の1,600円近辺で決算、次期の業績予想を待つといったところでしょうか。
配当が今後も維持されるようなら高配当銘柄としての妙味は十分ですので、利回りが5%近くなるようなら、買い増しも検討したいと思います。