YUPINの投資と暮らしの日記

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富士ピー・エスが2Q決算を発表【受注高は増加も事業の進捗が遅いのが気がかり】


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12月8日投資成績  

 本日の保有株の含み損益は前日比-378,360円と2日続けて大きくマイナスとなりました。

 保有銘柄ではFPGやシステムリサーチなど直近で好調だった銘柄ほど大きく調整しています。

 為替相場が2日間で6円以上変動しており、ポジションによっては大儲けした人、破産した人が出たと思われます。

ドル円の2日チャート SBI証券から

 この円高の要因は日銀の植田総裁の「年末から来年にかけて、一段とチャレンジングになる」という一言で日本も金利上昇局面突入を意識したためですが、これだけの威力のある発言ができればもう財務大臣なんていらないですね。

 しかし、日本の利上げは来年の春ごろからと市場は思っていたので、年末に前倒しの可能性が出てきたことで日銀の金融政策決定会合までは警戒感が高まり、株価は調整すると思われます。

 さて、今日は公務員はボーナス支給日のところが多いようです。

 私のボーナスの支給はまだ先ですが株価が調整している所にボーナスで個人投資家の買い意欲がぶつかってどうなるでしょうか?

 日銀の金融政策決定会合までは調整色が強いと踏んでいますので、優待銘柄を買いたいところなのですが、ボーナス資金が株価を買い支えた場合、思いのほか株価が下がらず指値にかからない可能性もありそうです。

 買えたらラッキー、買えなければ来年の新NISAスタートを待つ。

 といったスタンスで指値を入れておこうと思います。

富士ピー・エスが2Q決算を発表 

 富士ピー・エス(1848)が2Q決算を発表しました。

 2Q決算IR

https://www.release.tdnet.info/inbs/140120231025571516.pdf

 2Q時点では赤字となっています。

 通期業績予想の修正はありませんが、決算説明資料を読んでいくと受注高は増加していますが、売上高が減少しており、その理由は大型工事の着工遅れ、進捗遅れによるもののようです。

 原材料費がどんどん高騰していくなかで着工遅れは経費の増加につながるので、企業努力の不足を感じます。

 決算説明資料

https://www.release.tdnet.info/inbs/140120231110585293.pdf

 老朽インフラの整備など放っておいても仕事があるような状況や役所仕事を請け負う関係上、予算消化時期の兼ね合いもあり、売り上げは下期に偏重となるのは分かりますが、もう少しスピーディーに事業を進めて欲しいと思います。

 3Q以降も大型工事の期ズレによる下方修正の可能性は払しょくできませんが、クオカードの優待もあるためのんびりと様子を見ていこうと思います。

インフラ整備の需要は旺盛です