9月8日投資成績
本日の保有株の含み損益は前日比+291,745円となりました。
米国市場がようやく利上げを織り込んだのか、3指数とも上昇したことで日本市場も大幅高となりました。
今晩も米国市場が堅調なら、今回のジャクソンホール会議以降の下落も調整で済みそうですが、どうなりますでしょうか。
明日は週末要因もあり、利益確定売りが多く出てきそうです。
三洋貿易を追加購入【幼稚園バス置き去り事件を受けて】
三洋貿易(3176)を100株1,034円で追加購入しました。
これで三洋貿易は300株の保有となります。
静岡県牧之原市の幼稚園でのバス置き去りによる園児の死亡事件が大きく取り上げられていますが、三洋貿易が「子供の車内置き去り実態調査」を発表しています。
https://www.sanyo-trading.co.jp/uploads/sensor_pr3.pdf
三洋貿易が独自に調査したようで、読んだところ特に印象に残ったことは、直近1年で15人が送迎バスに園児のみを残す事案を経験しており、そのうち3人は園児を車内に残していることを「認識していなかった」ということです。
今回は園児が亡くなるという最悪の事態が発生したため、大きくメディアに取り上げられていますが、同様の危険がある事態が全国で発生していることが分かります。
また、「日本は安全基準の策定について欧米から10年程遅れる傾向がある」ということです。
チャイルドシートの義務化も欧米から約10年遅れた2000年からであり、欧米では社内置き去り検知装置についても義務化が進んでいるようです。
今は連日ワイドショーが取り上げていますが、以前も幼稚園バスの車内置き去りで死亡事件が発生しているにも関わらず、行政は文書で通知を出すにとどまっており、再び今回のような悲劇が発生しています。
事故の原因はヒューマンエラーに起因することがほとんどですが、安全対策というのは、ヒューマンエラーの防止だけでは担保できない部分もあります。
車内置き去り検知システムなど、人間と、機械のダブルチェックによる安全確保が幼児の命を守るためには必要になってくるのではないでしょうか。
社会課題解決へ私も投資したい
本来であれば、投資はドライに、株価がお買い得なタイミングを計るべきですが、我が家にも幼稚園児がいますので、今回の事件は他人事とは思えません。
幼稚園も、人手不足で職員も新型コロナの影響などで疲弊している状況なども保護者として知っているつもりです。
今回の三洋貿易の独自調査による社会的問題の提起、社会課題解決に取り組む企業姿勢に共感したため、追加で投資をすることにしました。
私の投資金額などわずかなものですが、一刻も早い車内置き去り検知システムの整備など、子供が安全に育つことができる社会の実現に少しでも役に立てばいいと思っています。
三洋貿易については今後も応援していき、社会課題解決へ尽力していただきたいと思います。