YUPINの投資と暮らしの日記

主に投資や、日常について書いています。

保有銘柄が決算ラッシュ【ヒノキヤグループがヤマダHDによる完全子会社化で上場廃止へ】


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2月10日投資成績  

 本日の保有株の含み損益は前日比+162,227円となりました。

 NY市場が堅調だったことから日経平均も上昇して始まりましたが、明日の日本市場はは祝日で休場のため、後場は上値が重い展開となりました。

 日経平均は二週続けての上昇となりましたが、1月下旬には今までのボックス下限の27,000円をあっさり割り込み、あわや26,000円割れという状況でしたので、岸田政権になりボックス相場が切り下がっただけですね。

 「安倍・菅天井、岸田底」となりそうな感じ。

 参院選前には自民党内でなんとかして欲しい物です。

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岸田政権では日本市場はジリ貧の予感

決算ラッシュ

 今日は多くの企業が決算を発表しました。

 週末に示し合わせたように発表するのはやめて欲しいですね。

 株主総会も特定の日に集中して開催されますので、作為的なものを感じざるを得ません。

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株主対策の戦略ですかね

IR Japan3Q決算

 お馴染みの決算となってしまいました。

 2Qでも大型案件の期ズレを理由にしていましたが、3Qでも相変わらずの期ズレ要因により進捗率が極めて悪いです。

 通期予想については据え置きとなっていますが、決算短信を読んでも期末までに現在の売上高進捗率50%程度から通期予想まで持っていく根拠が乏しく感じます。

 下方修正しなくて大丈夫?と思ってしまうレベル。

 本決算でも「期ズレ」というワードが出てこないように祈りたいですね。

 配当は増配を予定していますが、自社株買いについてはほのめかしているものの、これだけ株価が下がった状態でも実施されていないことも不満です。

 多くの投資家が四半期決算の度に失望した結果が現在の株価となって表れていますので、投資家の疑念を吹き飛ばすような4Qでの追い込みがあるか、厳しく見ていきたいと思います。

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株価対策もなされず、どこまで下落するのやら

 東証の市場区分再編に係るアドバイザリー業務など、特需もあるはずですが、当面は株価はさらに下値を模索しそうです。その際も、ちょっと怖くて追加では購入できないですね。

 来期の業績予想は謙虚な数字を出すことを望みます。

ホクト3Q決算【下方修正】

 大幅な下方修正を発表しました。売上高が会社計画に全く到達していません。

 今年は冷え込みが厳しいですが、きのこの売り上げは厳しい状況のようです。

 野菜価格が高騰した場合は野菜の代替できのこが良く売れますが、今年は野菜価格が安定していたので、きのこの価格も据え置きとせざるを得ず、売り上げが落ちているようです。

 また、室内栽培のきのこのため、原油高が製造コストを直撃しているようです。

 1株あたり純利益が66円まで下落しましたが、配当予想の60円は維持して欲しいところです。

And Ⅾoホールディングス2Q決算

 会社は業績予想をレンジ予想としていますが、レンジの上の方に近い数字が出ています。

 不動産セクター特有の割安放置感は相変わらずですが、高齢化に適応するリバースモーゲージ事業など強みもありますので、今後も期待しています。

THE グローバル社2Q決算

 コロナの逆風が直撃している業種ですが、なんとか赤字を脱出しそうです。

 以前は高配当銘柄であり、100株のみ保有していますが、コロナショックで逃げ遅れ、塩漬けとなっています。

 継続前提に重要事象が記載されています。

 同社の復活が先か、私の損出しが先か。といった状況です。

キャリアインデックス3Q決算【上方修正】

 通期業績の上方修正を発表。四季報予想も超えてきました。

 同社はコロナショックから低迷を続けていましたが、業績も最悪期を過ぎた感じがあり、オミクロン株の感染拡大がいまだ続いている状況ではありますが、アフターコロナに期待しています。

アイフィスジャパン本決算

 四季報比減収となるも、利益面はほぼ想定どおり、来期も緩やかに成長予想。

 財務は相変わらず良好です。

 株主優待でクオカードがあるので、現状のままホールド予定。

デイトナ本決算【増配】

 会社予想を超えて着地し、良い決算となりました。

 二輪車市場はコロナによる3密回避の恩恵を確実に享受していますね。

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私もいつかはリターンライダーになるかもしれません

 配当も前期の46円から70円(記念でさらに10円)と大幅増配になりました。

 今期は前期ほどではありませんが、増収・増益予想となっていますが、同社は保守的な予想を出すことが多いので、今後上方修正があれば嬉しいですね。

システム情報1Q決算

 順調に増収・増益となっています。まだ1Qですが、会社予想よりも進捗が良い印象を受けましたので、今後の上方修正にも期待したいと思います。

 同社への長期投資のモチベーションとして、株主総会時に50名に「旅行券10万円分」が当たる抽選イベントがあるため、いつか当選することを祈りつつ、応援していきます。

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旅行券10万円分は凄いですね!

九州リースサービス3Q決算

 減収・減益となっています。前年の大口の不動産売却益の剥落によるものですね。

 九州リースはクオカードの優待があり、少額投資可能な銘柄なので、我が家はジュニアNISAを活用し、家族全員が保有しています。

 指数も割安ですので、安心して長期保有し、配当と優待を受け取っていく予定です。

 また、西日本フィナンシャルホールディングスと資本業務提携締結に向けて動きがあり、場合によってはTOBなど、イベント投資としての妙味もあるかもしれません。

ヒノキヤグループ本決算【ヤマダHDと統合、上場廃止へ】

 売上高は予想を超えましたが、減収となりました。

 ヤマダHDとの株式交換により、4月25日で上場廃止となるIRが出ました。

https://www.release.tdnet.info/inbs/140120220210585932.pdf

 割り当てはヒノキヤ1株に対し、ヤマダHD6.2株となるようです。

 本日の終値ではヒノキヤ2,126円、ヤマダHD403円ですので、17%ほどプレミアムが乗る形となります。

 この発表により、ヒノキヤは2,400円ほどまで上昇しそうですね。

 私は551円で100株購入していましたので、今期の実質配当利回りは18%と末永く保有していきたかったのですが、ヤマダHDのTOBにより、子会社になった時点でこのような展開は予想していました。

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シナジー効果を発揮してくれればいいですね

 ヤマダHDも1株18円の配当を出していますので、受け取る配当金が増えることになりますし、100株ホルダーでしたが、この交換で保有株式数が720株となり、株主優待も500株以上の株主区分へとランクアップしますので、悪くないと思います。

 ヤマダHDの株価はちょうど下落していますし、1,000株に向けて買い増しも検討したいと思います。

yupin.hatenablog.com

 

好悪材料が入り乱れる

 今日のように決算ラッシュになると、保有株でも好悪材料が入り混じりますね。

 特にIR Japanについては心配ですが、急成長に伴う株価上昇後の成長鈍化時期には必ず大きく売られる時がありますので、現状に合ったところから再スタートですね。

 グロース株については、今回の事を教訓に「株価が実力より著しく上昇(乖離)した場合は、しっかりと利益を確定させて、適正価格まで調整したら再度投資を検討する」ことを実践したいと思います。

 実際は株価上昇中は夢を追ってしまい、なかなか利益確定はできないんですけれどね。

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決算の度に、一喜一憂があります

 一方、ヒノキヤグループは10年来のホルダーであり、上場廃止はさみしいですが、ヤマダHDの優待区分がランクアップするのは素直に嬉しいです。

 今日で決算発表のピークは超えますが、来週も発表は続くので、引き続き決算内容を確認して、投資に反映していきたいと思います。