アイフィスジャパンの２Ｑ決算を確認【低成長の配当・優待銘柄というポジションは変わらず】

　本日の保有株の含み損益は先週末比－129,233円となりました。

　先週末の米国株式市場でＮＹダウとナスダックが大幅下落し、日経平均先物も1,000円を超える下落を見せていたことから、今日は暴落を覚悟して相場を見ていました。

　下値メドが分からなかったため、大きく下で指値をいくつか出していたものの、約定するものはありませんでした。

　終わってみれば日経平均は175円安まで値を戻しましたが、今後も米国の景気後退観測でジェットコースター相場となりそうなので、引き続き指値は慎重に、低い場所とします。

　アイフィスジャパン(7833)の２Ｑ決算を確認しました。

　２Ｑ決算ＩＲ

　前年同期比で売上高4.4％、営業利益12.2％、経常利益12.4％、純利益11.8％の減収・減益とパッとしない内容ですが、業績予想からの進捗率は48.6％(売上高)～53.3％(純利益)とまずまずといったところです。

　ただ、利益面では人員体制強化に伴う費用が上期から下期にずれ込んだことによる影響で２Ｑ業績に差異が生じているため、数字を見て楽観はできません。

　2024 年12 月期第２四半期（中間期）連結業績予想と実績との差異に関するお知らせ

　配当は前期から１円増配の１株19.5円予想で予想配当性向は40.4％と余裕があるので、計画通りかと思いますが、新ＮＩＳＡ制度が始まり、日経平均株価がバブル期の高値を更新するなど、同社にとって恩恵となるような環境下でこの業績は物足りなさを感じます。

　決算を見ても、今後爆発的な成長を見せる要素も感じられないので、引き続き３％台の配当とクオカード優待のみが魅力の銘柄として株価は大きな変化はなさそうです。

　まさに昔の東証２部、現在のスタンダード市場を象徴するような「低成長、高配当、不人気」銘柄といった趣ですが、配当・優待利回りで４％あれば安定したインカムゲイン銘柄としてポートフォリオの守りとしてはこのまま継続保有でいいのかなといったところです。

YUPINの投資と暮らしの日記