YUPINの投資と暮らしの日記

主に投資や、日常について書いています。

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7月1日投資成績  

 本日の保有株の含み損益は先週末比+88,145円となりました。

 7月相場は前場日経平均も40,000円に迫る上昇を見せる場面もありましたが、終わってみれば47円高にとどまり、上値の重さを感じるスタートとなりました。

 ハピネット(7552)が自社株買いの取得状況を発表しましたが、6月中旬以降の株価下落局面では自社株買いを行っていませんでした。 

 8月30日までに上限50万株ですが、現在の取得数は78,600株となっています。

 今の株価水準だと上限の50万株取得できそうなので、ここから上限まで実施してほしいところです。

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本決算IR

https://ir.careerlink.co.jp//upload_file/tdnrelease/6070_20240513593633_P01_.pdf

 4月26日に業績予想の修正を出しており、その数値どおりの減収・減益の決算となっています。

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 キャリアリンクの2024年3月期は、棚ぼた案件であったマイナンバー等のBPO関連事業で発注先が「一般競争入札」による価格競争方式となったことから、受注額が減少し、利益率も著しく減少するといった苦しい環境となったようです。

 新たに策定された中期経営計画では、継続性と収益性を重視した営業方針とし、立て直しを図ることとしています。

 中期経営計画策定に関するお知らせ

https://ir.careerlink.co.jp//upload_file/tdnrelease/6070_20240513593629_P01_.pdf

 2025年期、2026年期はトライ&エラーを想定し、売上高増加率は10%、営業利益率も7.5%と控えめな数字を予想しますが、2027年期には成果につなげ、売上高増加率は15%、営業利益率8.3%へと筋肉質な経営へと変貌を狙います。

 成果にある程度の時間を要することへの担保としては、配当金の維持があり、1株120円配(予想配当性向59.6%)と高配当を堅持するようです。

 短期的な業績向上を狙わないため、決算発表後株価の上昇は見られませんが、配当の維持が安心感となり、配当利回り5%となる株価2,400円は業績が会社計画どおり推移する限りは底値として機能しそうです。

キャリアリンクの3か月チャート SBI証券から

 

 今年の所得税の定額減税しかり、政府は面倒な施策を行い続ける以上、拡大させている取引地方自治体でのBPO関連は堅調となりそうですので、概ね中期経営計画どおりの事業進捗は可能と見えますので、配当金をもらいながら長期で投資を継続していくこととします。