YUPINの投資と暮らしの日記

主に投資や、日常について書いています。

平河ヒューテックが3Q決算と通期業績下方修正を発表【地合いに助けられて株価は小幅安で踏みとどまっています】


スポンサーリンク

平河ヒューテックが3Q決算と通期業績下方修正を発表

 平河ヒューテック(5821)が3Q決算を発表しました。

 3Q決算IR

https://ssl4.eir-parts.net/doc/5821/tdnet/2388248/00.pdf

 前期比で売上高9.5%減、純利益は62.3%減とかなりの落ち込みとなっています。

 そのことに伴い、通期業績の下方修正も発表しています。

 通期連結業績予想の修正に関するお知らせ

https://ssl4.eir-parts.net/doc/5821/tdnet/2388289/00.pdf

 元々前期は5.64億円の特別利益があったこともあり、前期業績からは減収・減益見込みとなっていましたが、EPSは210.4円から96.1円へと前期比50%超の落ち込みとなかなかのネガティブなインパクトがあります。

 北米メガソーラー発電所大型建設案件の失注、延伸により売上が大幅に減少したことが下方修正の原因ですが、先の見通しについて記載がないため、一過性のものなのか分からないため、今後の懸念材料として残りそうです。

 医療用ケーブルは堅調なこと、減益ながらも、配当予想(36円)に変更はないこと、配当性向も下方修正後に37.4%であることから、減配リスクは低いため、様子を見ようと思いますが、EPSの低下により、PERでの割安感はなくなってしまったので、配当・優待利回り5%水準となる1,120円付近までの下落は覚悟しておいた方がいいかもしれません。

平河ヒューテックの6か月チャート SBI証券から

 

 地合いのおかげで3Q決算発表後の株価は小動きに留まっていますので、本決算までに来期の見通しが明るくなれば良いのですが。