9月11日投資成績
本日の保有株の含み損益は先週末比-118,400円となりました。
日銀の植田総裁が「賃金上昇を伴う持続的な物価上昇に確信が持てた段階になれば、マイナス金利政策の解除を含めいろいろなオプションがある」と発言したことから、円相場は円高に振れ、新発10年物国債の流通利回りが0.7%まで上昇しました。
個人的には物価上昇は大いに実感していますが、賃金上昇を伴っていないので、ゼロ金利解除はまだ先の話と思いますが、市場は先を読んで動くので短期的には相場の重しとなりそうです。
しかし、金利の操作は健全な市場のメカニズムですので、日本も利上げができる環境に近づいていることはポジティブなことだと感じています。
佐藤商事が業績予想の修正を発表
佐藤商事(8065)が投資有価証券売却益の計上及び業績予想の修正を発表しました。
投資有価証券売却益の計上及び業績予想の修正に関するお知らせ
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230904550418.pdf
非上場有価証券1銘柄を9月12日に売却し、売却益は8.61億円の予定となるようです。
売却で得た資金は子会社の自動車部品製造工場の建設費に充当するとのこと。
特別利益ですので、一時的なものですが、投資案件においてしっかりと利益を確定できたことは素晴らしいと思います。
また、得た資金を次の投資へと充てていますので、今後の業績にも期待しています。
今回の売却益により、2Q及び通期業績も純利益のみですが上方修正されています。
予想EPSが201.39円へと上昇し、PERも7倍台、PBRも0.6倍程度と相変わらずの割安放置っぷりですが、株価は年初来高値を更新しています。
同社の年間配当予想は65円ですので、配当利回り5%である株価1,300円を下値として計算が立つため保有していて安心感があります。
今期も数円の増配は十分可能な余力がありますので、増配の発表などの材料で割安な株価が是正されることを期待して今後も保有を続ける予定です。