佐藤商事が３Ｑ決算と業績予想・配当の修正・自社株買いを発表

　本日の保有株の含み損益は先週末比＋628,680円となりました。

　先週末の米国株式市場が下落したことから、日経平均株価の史上最高値更新期待が後退していますが、予想以上に底堅かったため、今週にもチャンスが来るかもしれません。

　ただ、本日の米国市場はプレジデンツ・デーでの休場のため、最高値更新へのアタックは21日以降になると見ています。

　そのぶん、大型株から小型株へ資金が移ったようで、保有銘柄にはようやく恩恵がきました。

　保有銘柄はまだまだ割安なものが多いので今後の快進撃に期待しています。

　佐藤商事(8065)が３Ｑ決算を発表しました。

　３Ｑ決算ＩＲ

　通期業績予想及び配当予想についても修正を発表しています。

　通期業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ

　個別の売上高が減額修正となっていることはネガティブですが、受取配当金の増加や政策保有株式の売却による特別利益が計上され純利益は上方修正となっています。

　経営に関しては、仕入コスト及び販管費の増加、エンジン認証問題で出荷停止となっていた一部車種の生産が再開されるなど、好悪材料が入り混じっていますが、株高のタイミングで政策保有株式の売却を進めるなどし、配当も減配予想から前期と同額の１株67円へ修正されています。

　さらに19万株、３億円を上限とした自社株買いも行います。

　自己株式の取得に係る事項の決定に関するお知らせ

　自社株買いの理由については、ストックオプションとして交付する予定とのことです。

　土地の取得や遊休土地の入れ替えも進め、経営戦略もしっかりしており、ＰＥＲ・ＰＢＲともに割安、高配当のバリュー株のため、今後も水準是正を期待してホールドしていきます。

　株価は右肩上がりですが、ＰＥＲ7倍台、ＰＢＲ0.6倍台とまだ是正余地はたっぷりです。

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