新NISAの積み立て投資信託を見直し
新NISAが始まり、X(Twitter)の株クラと言われる人たちは「どれだけ最短(5年)で1,800万円の枠を埋めるか」という戦略を立てていることを目にしますが、私は平凡な個人投資家ですので、カメのようにコツコツと時間をかけて枠を埋めていこうと思います。
旧NISAでは毎月5,000円を「世界経済インデックスファンド」で積立を行ってきており、現状では約22万円の含み益となっています。
このまま新NISAでも世界経済インデックスファンドを引き続き積み立てても良かったのですが、以下の3点から見直すことにしました。
1.信託報酬が高い(年率0.55%は今の時代高い部類になる)
2.信託財産留保額が0.1%かかる(これも今や時代遅れ)
3.債権はそこまでいらないのではと思った。
1の信託報酬は投資を継続するにあたって発生し続けるコストですし、2の信託財産留保額も今やかからないファンドもたくさんあります。
また、3の債券ですが、世界経済インデックスファンドは世界の株式と債券をバランスよく組み入れていますが、恒久化された新NISAでは株式のパフォーマンスが債権を上回る可能性が非常に高いこと、また、私の生命保険で一部ドル建ての保険があり、その保険は米国の20年国債で運用されているのでひとまずは債権投資はいいかな。という判断です。
とりあえずオルカンを設定
といったことから、ひとまず株式のインデックスファンドを積立設定することにしました。
そうなると、選択肢はある程度絞られますが、私は既に先進国、新興国のインデックスファンドは積み立てていますので、今回はこちらを設定することにしました。
新NISAでも資金流入が好調に継続している三菱UFJアセットの「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」通称:オルカンです。
ノーロードで信託財産留保額なし、信託報酬は0.05775%と長期保有にぴったりです。
とりあえず、毎月5,000円ですので、年間でも6万円しか枠を使いませんので他に気になるファンドがあれば随時追加で設定していきたいと思います。
長期投資はとにかく時間を味方につけることが大切なので、投資期間は1日でも長くしたほうがいいですね。
「良い投資は単調でつまらない」ということをどこかで聞いた気がしますが、投資信託の積み立てはできるだけつまらなく、積み立てていることを忘れてしまうような感じで無理なく続けていくことが大切かもしれません。