YUPINの投資と暮らしの日記

主に投資や、日常について書いています。

ねんきん定期便が届く【老後資金について考える】


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ねんきん定期便

 毎年誕生月には「ねんきん定期便」が届きます。

 今年も私の元に届きましたので、少し見てみました。

 まだまだ年金受給は先の話ですので、気にかけてもしょうがないようなことではあるのですが、職場では定年の延長や、年金受給年齢もどんどん遅くなることが予想されますので、老後の生活の見通しを立てるためにも年金がいくらもらえるかは重要ですので、少し見てみることにしました。

老後資金の準備は順調か確認

今までの納付金額

 確認すると、私の保険料納付額は以下のとおりでした。

 ・国民年金    435,680円

 ・厚生年金 6,158,644円  

    合計 6,594,324円

 約660万円支払っています。

 給与から天引きになっていますので、強制的な積立となっていますが、勤続16年目での実績でした。

年金受給額 

 これまでの加入実績に応じた年金額はこちらです。

年金額のイメージ

 現時点では年額740,213円年金をいただけるようです。

 毎月に換算すると1ヵ月61,684円です。

 ちなみに、昨年の年金定期便を確認したところ、昨年時点ではこうなっていました。

昨年の定期便

 昨年時点では年額689,242円ですので、1年間の年金の積立で約5万円受給年額が増加しました。

 年金の掛け金は所得に応じて変動しますが、給与は僅かながらも毎年増えていますので、このまま定年まで加入を続ければ年金額は年額で200万円といったところでしょうか?(超ざっくりとした計算ですので、ズレは出ますが、まだ将来の話なので、精緻な数字は求めませんでした)

 年額200万円の年金だと、年金のみでは毎月16万円ほどということになります。

 我が家の家計簿を見てみると、現時点で毎月の支出は18万円(住宅ローン除く)とすでに足りません。

 18万円の中には老後には不要であるだろう教育資金などは含めていないので、単純に「生きていくだけ」で必要になる基本的なお金です。

ミニマム生活でも18万円は最低でもかかりそう

 また、こちらには旅行などの娯楽費は計上しませんでしたので、楽しい老後を過ごすにはさらにお金が必要です。

 ざっくりと毎月の生活費を30万円とすると、毎月14万円ほど不足しそうです。

 「老後2,000万円問題」が報じられていますが、我が家では2,000万円を準備しても、毎月14万円が不足すると、2,000万円では12年しか持たないことが判明。

 ただ、現在専業主婦の妻の年金を入れればもう少しマシなシュミレーションになりますが。

老後資金の棚卸

 さて、思いのほか老後にはお金が必要と再確認しましたので、現在の老後資金用資産の運用状況をチェックしてみました。

iDeCo

 老後資金の代表と言えばiDeCoです。

 こちらの現状はこんな感じ。

iDeCoの状況

 ちょうど資産残高が100万円を超えていました。

 私は毎月12,000円の拠出ですので、増えるペースはゆっくりですが、運用商品はいずれも含み益が出ています。

投資信託

 iDeCoと違い、掛金の制約のない投資信託も老後資金用として積立投資しています。

 こちらは昨年ブログに書いていました。

yupin.hatenablog.com

 昨年では208万円でしたが、今年はこのような状況になっていました。

今年の投資信託(老後資金用)の状況

 約240万円に時価総額が増えました。

 先進国のインデックスファンドの円安効果だと思います。

個人年金保険

 あとは、個人年金です。

 個人年金の積み立て状況はこちらに書いています。

yupin.hatenablog.com

 現在は227万円となっています。

老後用資金の現在高

 iDeCo、投資信託個人年金について確認すると、それぞれの現在高はこのような感じです。

 ・iDeCo 100万円

 ・投資信託  240万円

 ・個人年金  227万円

  合計    567万円

 2,000万円まであと1,433万円です。

 iDeCoと投資信託は株式での運用になりますので、目減りする時期もありますが、長期で見れば期待値は今までどおりプラスになると思いますので、今の状況を継続していけば2,000万円はクリアできるのではないでしょうか。

まとめ

 老後はまだまだ先の話ですが、ねんきん定期便の到着によって現状を把握するきっかけになりました。

 豊かな老後にするためには年金では足りないこと、老後2,000万円問題は今の運用を継続すれば到達しそうであることがわかりました。

 資産運用は「長期・積立・分散」と言われ、一番最初に「長期」が来ることから時間を味方につけることが一番大切だと思います。

 私は心配性なのか、お金を使う時間軸を老後偏重にしがちなのですが、今を楽しむお金の使い方をしつつ、遺産としても多少は残せるように積立投資を続けていきます。

 また、積立投資については、設定後忘れているくらいがちょうどいいスタンスですので、今後も確認は「ねんきん定期便」の到着などの節目だけにし、短期的な値動きに一喜一憂しないように継続していこうと思います。

 また、子供の証券口座でもわずかながら積み立てをして、成人し証券口座を引き継ぐまでの間に投資について話す機会を増やしていこうと思います。

 子供の世代では投資は必須となる時代になっていると思いますので。