夏休み最後にカブトムシ探し
子供の夏休みもいよいよ終盤となったため、夏休み最後の思い出にカブトムシを探しに行くことにしました。
確か長男が3歳くらいだった頃に、カブトムシを3匹いただいたことがあったのですが、その時はあまり興味を示さず、くぬぎマットなどの手入れが大変(すぐにコバエが発生する)だったので、もうカブトムシはいいかな。と思っていたのですが、息子がYouTubeの虫捕り動画の影響を受けて「カブトムシを捕りに行きたい」と申すので、8月下旬と時期は遅いですが、カブトムシ探しに出かけてきました。
長女と次女も意外と乗り気で家族全員でお出かけです。
蚊に刺されないように虫よけも忘れずにつけていきます。
近所の公園
まずは、近所の公園へやってきました。
こちらの公園は桜の木とクヌギの木が植えられていますので、クヌギの木を注意深く観察していきます。
ただ、こちらの公園は子供連れの絶好の遊び場となっているため、すでにカブトムシやクワガタが捕獲されている可能性が高い場所です。
やはり、カブトムシの気配はなく、今年の暑い夏を象徴するかのようにこちらが夜にもかかわらず鳴いていました。
セミは100匹近くいたかもしれません。刺激するとおしっこをかけられるのでちょっかいを出さずにスルーです。
また、カマドウマも沢山発見しました。
凄い足をしていますね。彼らは跳躍力は凄いものがあります。
ただ、デカい個体は見た目が気持ち悪いので見つけるとドキッとしますね。
コクワガタ発見
この公園ではコクワガタを発見しました。
先着した虫(ゴキブリたち?)に蜜をとられています。
とりあえず、息子に発見を報告し、コクワガタを1匹ゲットです。
さらに、息子が地面に落ちていたコクワガタを発見し、この場所では2匹のコクワガタを捕まえることができました。
さらに探すも、やはり時期が遅いのかいるのはセミとカマドウマとゴキブリばかり。
※ゴキブリが大量発生している木がありましたが、気持ち悪いので写真は載せません。
秘密の場所へ移動
やはり人手の多い公園ではカブトムシは発見できなかったので、以前同僚に教えてもらった秘密のカブトムシスポットへ移動してみました。
こちらは、山のふもとのちょっとした雑木林ですが、夜は街灯もなく、星空の明かりのみと野生のカブトムシがいそうな雰囲気があります。
ただ、管理されている場所ではないので、草は伸びており娘たちは足元が危ないので周囲を軽く散策するのみに留めることに。
木を蹴ってカブトムシが落ちても地面の草が伸びているため落ちたカブトムシは発見できなそうですので、目視で確認できる範囲を探すことに。
こちらは雰囲気は良いのですが、カマドウマやゴキブリがいないかわりにクワガタやセミもいませんでした。
やはり時期が遅かったかと半ば諦めながら大きな木の上を見てみると、黒い大きな物体を2つ発見!
懐中電灯で照らすと、カブトムシのオスとメスが1匹づついました!
私も野生のカブトムシを発見するのは生まれて初めてなのでこれは嬉しい!
しかし、息子が持ってきた伸びる網も息子が地面から伸ばすだけでは届きません。
私が少し木に登ればなんとか届くかなと斜面をよじ登り木にしがみついて網を伸ばすとオスが羽ばたきました。
逃げられたかと思いましたが、妻が行方を追っており今度は手の届く範囲に来たので奇跡的にこの時期に1匹カブトムシを捕まえることができました。
生まれる確率の低い「赤カブト」でした。
赤カブトは色合いから子供たちに人気があるようです。
良くもまあ、うまい具合にカブトムシが捕れたものです。
夏休みの良い締めくくりになりました。
捕まえる際に木の根元に生えていたバラの枝で私の左手は傷だらけになりましたが、結果が出たので良しとしましょう。
次女の友達にプレゼント
さて、念願の赤カブトですが、一晩我が家で観察を楽しませてもらったあと、次女の幼稚園の友達にプレゼントすることにしました。
娘の友達には先にこの秘密の場所を教えてあげていたのですが、カブトムシを捕ることができていなかったので、とても喜んでもらえました。
息子も小さな子にカブトムシを譲ってあげてえらいですね。
今年になるまで虫捕りに行こうと言わなかったので、このまま息子とカブトムシ探しに行くことはないのかと思っていましたが、息子の願いを叶えられて良かったです。
来年はカブトムシをあげたお友達と一緒に捕りに行きたいとのことでしたので、カブトムシ探しを喜んでくれるうちはまた連れてきてあげたいと思います。
夏休みの最後にいい経験を家族ですることができたのでカブトムシに感謝ですね。