イオンの２Ｑ決算を確認【影響収益は過去最高、課題は利益率の改善】

　イオン(8267)の２Ｑ決算を確認しました。

　２Ｑ決算ＩＲ

　前年同期比で営業収益6.1％増収も、営業利益16.2％、経常利益19.7％、純利益76.5％減益となっています。

　決算説明会資料を確認すると、営業収益は通期業績予想から見ても順調な進捗を見せており、10兆円達成に向けて過去最高の数字となっています。

　前期のリベンジ消費の反動減、と物価上昇による節約志向のなか、収益が増えていることはポジティブです。

　課題は利益率のさらなる改善ですが、プライベートブランド(トップバリュ)のリニューアルや増量企画で荒利益額向上を目指すようです。

　２Ｑ決算説明会資料

　中間期時点では段階利益が通期予想の想定戦から下ブレていますが、下期で巻き返す見込みとのことで、現時点で業績予想の修正はなく、配当も１株40円(前期は36円)の増配見通しです。

　２Ｑ決算発表後の株価は、利益面が下振れしているため、下落しました。

　100株のみの配当・株主優待での長期利益狙いですので、黒字であり、増収であることから短期的な株価変動は気にせず今後もイオンを利用しながら応援と株主優待の恩恵を受け続けるとしましょう。

YUPINの投資と暮らしの日記