固定資産税の納税通知書が届く
先週、市役所から今年の固定資産税・都市計画税の「納税通知書」が届きました。
固定資産税は毎年1月1日の時点で土地や建物を所有している個人や事業主にかかる税金です。
自治体にとっては貴重な収入源となっています。
当方の自治体の固定資産税率は1.4%です。
居住する地域の住民サービスのための貴重な財源ですので、忘れずに納付するようにしています。
都市計画地域には都市計画税も支払いがあるので、我が家は都市計画税(税率0.2%)も支払います。
4期に分けて支払いをすれば良いのですが、私は忘れないように、事前に予算化しして4月のうちに一括で支払ってしまいます。(一括で払っても割引がないのが残念なところ。前納割引みたいなものが導入されないかなぁ)
今年から固定資産税が跳ね上がる
さて、今年の我が家の納税通知書を確認すると、納付金額は136,800円也。
我が家の簡単なスペック
①課税床面積 108.86㎡
②木造平屋建
③ソーラーパネル一体型屋根
④全館床暖房
固定資産税を押し上げる要因
この②~④が、我が家の固定資産税が高くなる要因です。
理由としては、固定資産税の元になる課税標準額を計算する建築部の評点数が、「基礎」・「屋根(ソーラーパネル一体型は特に高い)」・「床暖房」が高く、基礎面積・屋根面積が大きくなる平屋は固定資産税の面で見ると不利です。
また、暮らしてみて最高の設備である「全館床暖房」も固定資産税は高くなる。ということです。
まあ実際快適な暮らしをしているので、仕方がないのですけれども、「ソーラーパネル一体型屋根の評点数が高い」のは今後改善して欲しいと思います。
再生可能エネルギーの普及を訴えておきながら、一体型建材で屋根にソーラーパネルを乗せるという理想的な状態に対し、高い税金を課すのは釈然としないものです。
売電利益を追求してはいますけど、政策に応えているわけですから、家庭用の屋根のパネルについては税金の軽減措置があってもいいかと。(瓦屋根に乗せたソーラーパネルには税金がかからないのですし)
まあ愚痴はこの辺にしておいて、ちょっと高い固定資産税を払っている分、「ふるさと納税」などの制度は気兼ねなく利用させてもらうことにして、どうにもならないことは考えないようにしましょう。
減額措置が終了し固定資産税が増額
覚悟はしていましたが、築6年目に突入した我が家は新築時の固定資産税減額措置が終了し、通常の税額を支払うようになります。
(新築時には3年(長期優良住宅は5年)の固定資産税の減額措置があります。)
今年の軽減税額欄はしっかり「空欄」になってしまいました。
よって、今年から59,900円の税額の増加(正確には減税の終了)となります。
月あたり5,000円弱の負担増。物価高と合わせてなかなか厳しいですね。
土地の固定資産税
固定資産税・都市計画税は家屋だけでなく、土地にもかかります。
我が家は祖父の畑の一部を借りて建てました。(現在は祖父から父へ相続されています)
ですので、土地の固定資産税・都市計画税の通知は土地所有者の父へ納税通知が届くので、土地の税金は父へ渡しています。
今年の税額はこちら
固定資産税:17,328円
都市計画税: 4,951円
合計:22,279円
我が家の固定資産税は合計いくら
家屋と土地を合わせた我が家の固定資産税(都市計画税含む)は今年から以下のとおりとなりました。
136,800円(家屋)+22,279円(土地)=159,079円
一ヵ月あたり約13,300円です。
現在アパートに暮らしており、住宅の所有を検討されている方は、家賃と住宅ローンの比較だけでなく、【家賃と住宅ローン+一ヵ月当たりの固定資産税】を比較して、資金計画を立てることをお勧めします。(さらに自己所有物件だと火災保険や修繕費についても計画しておいた方がいいです)
PayPayで納税
さて、今回の固定資産税はPayPayで納税することにしました。
PayPayでは「固定資産税の支払いはポイント対象外」になってしまったので、あまりメリットがないのですが、支払い回数にはカウントされるようですので、PayPayステップでの付与率アップのための回数稼ぎには使えますね。
PayPayは普及が進んでからだいぶサービスが改悪されてしまいましたが、まだポイントアップのイベントなどは不定期に実施されていますので、クレジットカードや他のQR決済などと状況に応じて使い分けしていこうと思います。