確定申告
2月16日から確定申告の期間となりました。
私は勤め人ですので、給与所得に関しては年末調整で完了しているのですが、「太陽光発電」の雑所得があるので、毎年確定申告しています。
株式の配当金も確定申告をすることで「配当控除」を利用することができ、節税できますしね。
「ふるさと納税」についても、確定申告することでワンストップ制度での「5自治体以内」という縛りもありません。
太陽光発電(雑所得)
太陽光発電の雑所得は以下の方法で算出します。
【収入金額-必要経費(減価償却費・支払い利息・パワコン電気代・メンテナンス費用)】
減価償却費についてはパネルの設置費用と系統連携費用の合計額を耐用年数の17年で除した金額となります。
我が家の令和3年の金額はこちらです。
収入金額 1,032,781円 (1)
減価償却費 507,444円 (2)
支払利息 68,974円 (2)
パワコン電気代 8,541円 (2)
メンテナンス費用 0円 (2)
(1)の収入から必要経費の(2)を引いた447,822円が令和3年の太陽光発電による雑所得となりました。
寄付金控除
ふるさと納税についてはこちらに入力し、控除を受けられるようにします。
以上8つの自治体に合計75,000円分の寄付をしました。
それぞれ魅力的な返礼品であり、昨年のふるさと納税については満足しています。
今年もリピートするものもあると思います。
寄付金控除では「赤い羽根募金」も計上することができるので、忘れずに入力しました。
配当控除
株式投資での配当金は所得によっては「総合課税」にし、配当控除を受けた方が税制上お得なことがあります。
私も配当控除を受けた方がお得な所得範囲ですので、証券会社の電子交付にて「特定口座年間取引報告書」を取得して、配当控除を入力。
配当控除を受けると、住民税は源泉徴収時の5%から7.2%に増えてしまうので、住民税については「申告不要」を選択し、5%に据え置くことに注意が必要です。
還付金額
確定申告は年に1回しか行わないので、毎回所々忘れているところが出てくるのですが、1時間ほどで完了しました。
確定申告のサイトも年々使いやすくなってきているので、特に困ることもありませんでした。
1時間ほどの手間ですが、還付金額は24,720円でしたので、手間に見合った価値はありました。
税制の勉強にもなるので、私は確定申告を特に面倒だと思うことはありません。
スマホでも確定申告ができるようですが、私はパソコンとICカードリーダを使って「マイナンバーカード方式」で申請しています。