YUPINの投資と暮らしの日記

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ホクトの1Q決算を確認【国内は堅調も海外は計画を下回る】


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9月9日投資成績  

 本日の保有株の含み損益は前日比-165,292円となりました。

 日経平均株価は寄り付きは続伸し、史上初の44,000円に到達しました。

 その後は米国の消費者物価指数の発表が控えていることなどから、高値では利益確定の売りも強まったようで、日経平均株価は184円安で今日の取引を終えています。

 保有銘柄も年初来高値をつけた銘柄が複数ありましたが、全体と同じように一部は利益確定の動きに押され反落しています。

 日経平均株価は44,000円到達とひとまず区切りの良いところまで上昇したので、石破退陣ご祝儀相場はひと段落したかなと思ってます。

 今後は次期総裁についての情勢で株価が反応していくことになりそうです。

ホクトの1Q決算を確認

 ホクト(1379)の1Q決算を確認しました。

 1Q決算IR

https://ssl4.eir-parts.net/doc/1379/tdnet/2670869/00.pdf

 前年同期比で売上高3.9%増、経常利益84.0%減、純利益125.4%増なっています。

 1Qでは、国内きのこの価格は堅調に推移し、事業環境はまずまずといったところでしょうか。一方、海外事業では猛暑の影響で需要が減少し、野菜価格の下落の影響も受け、売上高と営業利益は計画を下回る結果となっています。

 猛暑の影響がそれなりに同社の事業に影響を与えているようですが、業績予想については、期初に発表した数字から変更はありません。

 昨年発生した火災に係る火災保険金により18.96億円流動資産が増加しています。

 1Q決算発表後、株価は下落しましたが、その後反発するなど方向性のない動きを見せています。

ホクトの1年チャート SBI証券から

 

 まだまだ残暑が厳しく、野菜の生育にも影響を与えそうで、きのこ価格の先行きは読みにくい状況ですので、2Q以降の業績も予想が立てにくいところですが、健康効果を訴求して加工品事業はまだ伸びしろがあると思いますので、まずは2022年3月期の配当水準1株60円配の回復を期待して様子を見ていこうと思います。(今期配当予想は1株50円)