3月27日投資成績
本日の保有株の含み損益は前日比+283,364円となりました。
トランプ大統領が輸入車に25%の関税を課すと表明したことで、日米株は下落しましたが、保有銘柄は逆行高となるものが多い一日となりました。
今日は3月権利付き最終日でした。明日はそれなりに権利落ちで保有資産評価額は減少すると思われますが、6月には57万円ほどの配当金が入金されることになりますので、権利落ちで暴落するような銘柄があれば買い増しを狙っていこうと思います。
ホクトの3Q決算を確認
ホクト(1379)の3Q決算を確認しました。
3Q決算IR
https://ssl4.eir-parts.net/doc/1379/tdnet/2566999/00.pdf
前年同期比で売上高5.2%、営業利益182.1%、経常利益118.4%、純利益101.4%の増収・増益と利益が大きく伸びています。
予想しなかった利益の伸びなので、通期業績の上方修正と増配も併せて発表しています。
2025 年 3 月期通期業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ
https://finance-frontend-pc-dist.west.edge.storage-yahoo.jp/disclosure/20250214/20250213571857.pdf
野菜全般が天候不順による収穫量の低下により高騰し、きのこの単価も堅調に推移したため予想以上の利益をもたらしたようです。
配当も前期の記念配当分5円が今期は普通配当となり、前期と同額の1株50円へなりました。
今回の上方修正で業績も前期比増収・減益から、増収・増益予想へと転換です。
野菜価格の高騰という思わぬ特需が発生しましたが、こうなると、昨年10月の上田第一きのこセンターの火災がもったいないですね。
ただ決算説明資料を確認すると、火災の影響は数字上そこまで甚大な影響を及ぼしていないようです。
決算説明資料
https://ssl4.eir-parts.net/doc/1379/ir_material_for_fiscal_ym1/173749/00.pdf
製造原価や販管費等のコスト削減もできているようなので、今後はきのこの価格をいかに維持できるかが成長に大きく関わってくると感じます。
理研ビタミンと共同できのこ未利用部位などを活用したエキスを開発したとの発表もあり、健康食品としてきのこの魅力を高める事業展開も確認できます。
「理研ビタミン株式会社」と共同できのこの未利用部位などを活用したエキスを開発
https://finance-frontend-pc-dist.west.edge.storage-yahoo.jp/disclosure/20250217/20250214576761.pdf
火災というアクシデントは非常に残念でしたが、ようやく低迷してきた株価にも復調の兆しを感じさせる材料が出てきたと思いますし、きのこの健康に対するポジティブなポテンシャルはまだまだ引き出せていないと思うので、その分は成長余力たっぷりと見ています。

工場での安定生産という強みがあるので、野菜価格に影響されない価格設定ができるほどにきのこの価値を高めて行ってほしいと思います。