FPGの本決算を確認
FPG(7148)の2024年9月期本決算を確認しました。
本決算IR
https://ssl4.eir-parts.net/doc/7148/tdnet/2516670/00.pdf
前期比売上高51.5%、営業利益56.8%、経常利益60.7%、純利益64.1%増収・増益と素晴らしい決算となっています。
7月に発表した上方修正値を大きく超過しての着地となりました。
期末配当金も67.1円から14.45円増額の81.55円となり、2024年9月期の年間配当金は1株120円30銭となり、前期の73円から1.64倍の47.3円増の大幅増配。
連結配当性向50%を目安としていますので、業績アップが増配に直結し、株主としてはとても嬉しいですね。
さらに自己株式取得と消却も発表しています。
自己株式取得に係る事項の決定及び自己株式消却に関するお知らせ
https://ssl4.eir-parts.net/doc/7148/tdnet/2516669/00.pdf
規模は100万株、20億円(ともに上限)で期間は2024年11月1日から2025年4月30日までの6ヶ月間です。
自己株式消却は11月8日に86万株で発行済株式総数の1.0%で、11月8日に予定通り実施されました。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/7148/tdnet/2522380/00.pdf
自己株式取得と消却を積極的に実施しており、株主還元としては文句のつけようがありません。
決算説明資料を確認すると連結売上高が節目の1,000億円を突破し、純利益は200億円に到達。
海外不動産ファンド事業は減収ですが、2025年9月期は大きく成長する見込みです。
配当予想は1株130.4円へと10.1円の増配見込みで、増収・増益予想となっています。
2024年9月期連結決算説明資料
https://ssl4.eir-parts.net/doc/7148/tdnet/2516686/00.pdf
決算発表を受けて、翌日は日経平均株価が1,000円を超す下落となる地合いの悪いなか、FPGは12%高となり、その後年初来高値及び上場来高値を更新しています。
増配により、予想配当利回りも5%弱まで上昇しており、自社株買いもあるので株価は底堅く、さらに高値を目指す動きを見せるかもしれません。
増配により、私の同社における初期取得利回りでは137%と遂に100%を超えました。
買い増しにより現在の平均取得価格は278円となっているので、現在の取得利回りは43.2%ととんでもない利回りとなっています。
ブログを書いている途中に気づきましたが、買い増しも含む取得価格でも遂にテンバガーを達成しているではありませんか。
保有数が2,500株ですので、70万円弱の投資資金が700万円まで成長し、2025年9月期の予想配当金は326,000円となったため、資産効果を実感できるようになりました。
保有銘柄のなかで一番の成功銘柄となっていますので、引き続き同社の成長を見守りつつ、同社に負けないように私も成長したいと思います。