1月31日投資成績
本日の保有株の含み損益は先週末比+195,691円となりました。
1月最終営業日は日本市場の各指数とも上昇して終えましたが、日経平均は今までのボックス下限の27,000円をあっさり割り込み、あわや26,000円割れという事態もあり、厳しい環境でした。
FPGが上方修正&増配
そんななか、保有株ではFPGが1Q決算の時点で2Q及び通期業績の上方修正を発表しました。
配当も22円から32円へと大幅に増配となり、本日終値(655円)での配当利回りが4.8%となりコロナ禍からの回復が顕著となっています。
システムリサーチも配当を前期と同じ60円とすることを発表し、「割安成長株」が本来の成長軌道に戻りつつあることが明るい材料と感じられます。
1月相場終了
また後日1月の投資成績をまとめますが、1月の成績は惨憺たるものだということがすでに分かっています。
ただ、長く相場の世界に身を置きたいと思う以上、こんな相場にもこれから多く遭遇しますので、冷静に振り返り自分の力に代えていこうと思います。
ひろぎんHDが優待改悪
可能性は感じてましたが、ひろぎんHDが株主優待の改悪を発表しました。
優待新設からわずか1年での改悪です。
https://www.hirogin-hd.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2022/01/28/20220128_news4.pdf
多くの個人投資家が株主優待狙いで保有していたであろう100株の場合、カタログギフト2,500円相当から、ギフトカード500円分へと優待価値80%オフとなかなかの改悪ぶりです。
株主優待生活で有名な桐谷さんもTwitterでオススメしていたことを謝る事態に。
桐谷さんは全く悪くないんですけどね。
悪いのは投資家を舐めている経営陣なのです。
歪んだ制度設計に気付けずに優待設定したことが今回いらぬ株主の失望・怒りを買うことになったことを真摯に反省し、責任をとる必要があります。
今回の暴落は経営陣に対する個人投資家の怒りですね。
私も579円で購入していますので、当初は配当・優待利回りが8%超であったのが、今回の改悪により配当・優待利回りが5%まで下がってしまいました。
購入時も優待廃止懸念を記載していましたが、こんなに改悪が早いとは。
住んでいる地区が違うので、ひろぎんHDを利用することは生涯ないだろうと思うのですが、応援する気も一気に失せましたね。
ひろぎんHDへの愛着は一気に消え失せたので、高配当であることが唯一の魅力となりました。
現在の業績連動型配当の配当性向をせめて50%以上にするなど、株主還元について見直しが必要と思います。
と、怒りに任せてブログを書いているうちに、意外と冷静になってきました。
今回廃止になったカタログギフトについて見てみると、正直2,500円の価値があるかは微妙。
これなら500円のギフトカードで全然OKだと思い直しました。
ただ、廃止する優待内容が地元特産品カタログギフトですので、優待の利用により需要が増えたであろう地元特産品関連企業の売り上げは当然落ちる訳ですから、今回の優待改悪は金融機関としての面目丸潰れとひろぎんHDにとって相当ネガティブな材料になるでしょうね。
現場での担当者も相当肩身が狭い思いをすると思います。
優待銘柄は常に優待改悪リスクに注意
今回の優待改悪は優待リスクを改めて顕在化させる出来事ですね。
自社製品・自社サービス以外の優待については、どの銘柄にしても「優待改悪」リスクが高いものですので、特に経営状態が厳しくなるとあっさり「改悪・廃止」ということがあることを頭に入れて優待投資をする必要がありますね。
優待改悪には、単純に、優待がショボくなるだけでなく、優待により支えられていた株価が暴落するというダブルパンチに見舞われるので割高な優待銘柄には特に注意が必要です。
私も今後は単純な優待・配当利回りによる判断だけでなく、自社製品など優待改悪リスクの低い銘柄を中心に優待銘柄を買い付ける様、今回の件を今後の投資に活かしていこうと思います。