実家が獣害にあう【タヌキのイタズラ】
我が家と隣接している実家ですが、先日タヌキによる被害が発生しました。
気付いたきっかけは、まだ肌寒い朝に石油ヒーターを使おうとしたところ、ヒーターが使えずに、おかしいと思い外の室外機を確認したところ、被害を確認したようです。
昨年更新したばかりの温水ルームヒーターの室外機の電源コードが噛み切られてしまいました。
燃料供給の銅配管は流石に切断できなかったようですが、かじられた痕跡が多数です。
田舎とはいえ、そこそこ街中にある我が家ですが、タヌキまで出るとは…
犯人がタヌキと判明したのは我が家の芝生に証拠を残していたからです。
証拠の「タヌキのフン」です。独特の臭さがあります。
そういえば、この間畑に設置している生ごみを捨てているコンポストの周りの土をほじくり返して中の生ごみを漁った痕跡もありました。
暖かくなり、タヌキも活発に動き回るようになってきたようです。
家に遊びに来る猫が首の周りを怪我していましたが、もしかしたらタヌキとケンカしたのかもしれません。
獣害は火災保険の補償対象外
さて、今回のタヌキにより室外機の電源コードの破損ですが、建物に付属する機器の損害ですので、火災保険が使えるかなと思いましたが、調べてみると、「突発的な事故を除き獣害は火災保険の補償の対象外」となるようです。
突発的な事故とは、飛んできた鳥が窓に激突して窓ガラスが割れるなどのことです。
ということは、ネズミが電源コードをかじったことにより、漏電し発生した火災では火災保険が使えないということになります。
これは重大なことですので、ネズミなどが侵入しないように対策をしたり気を付けないといけませんね。
そういえば、昨年我が家も室外機の断熱材が何者かに壊されたことがありました。
その時は猫が爪を研いだのかと思いましたが、もしかしたらこれもタヌキの仕業だったかもしれません。
幸いにも、断熱材はDIYで補修できる程度の損傷でしたが、配管まで傷つけられていたら保険が使えないので、結構な修理費用を負担しなくてはいけなくなったかもしれません。
対策として、猫用のトゲトゲマットを室外機周辺に置いたところ、その後は被害が発生していませんので、効果はあるようです。
一番困るのは、漏電による火災ですので、定期的に外回りの点検などを行い、皆さんも害獣の被害に遭わないようにお気を付けください。
修理代金
今回の室外機の被害については、火災保険が使えませんので、実費での修理となりました。燃料供給の銅管の交換は工賃込みで3,300円かかったようです。
室外機の電源コードはメーカー【コロナ】のご厚意により、無償で交換していただけたようです。
コンポストもタヌキ対策
我が家も畑にコンポストを設置し、生ごみを捨てているのでタヌキなどを呼びやすい状態にあるので、コンポストの周りを土を厚めにかけたあと、小さな平板を設置して生ごみを漁られないように対策をしました。
これでタヌキの被害は防げそうです。
ただ、家庭菜園の野菜を狙われた場合は今のところ防ぐ手立てがありません。
過去にも野菜の被害には遭ったことはないので、大丈夫とは思いますが万が一発生したらセンサーライトの設置など、対策を考えないといけないかもしれません。