住宅購入記録の続きです。
※我が家は平成27年契約、平成28年に引き渡し済み。
金額は当時のものとなります。
前回記事はこちら。
すでに坪単価が88万円です。
しかし、まだまだ費用がかかります。
しかし、今回別記事にしたのには理由があり、一条工務店の太陽光発電については屋根一体型のソーラーパネルのため、その費用は住宅建築費の側面と、太陽光発電から売電収入が得られることから、投資の側面もあるからです。
単純に坪単価に計上して良いものかは判断に迷いますが、実際にかかった費用をまとめてみようと思い建築費に計上してみます。
私が契約した平成27年では売電価格は1kwあたり27円(税抜き)とあまりいい条件ではありませんでしたが、まだ利益を見込める水準でしたので、搭載を検討することにしました。
また、災害時でも日中は太陽光パネルで発電した電気を直接使うことができるので災害対策、いずれ蓄電池が普及した際には電力を自己発電のみで賄えるようになるのではとも思いました。
一条工務店にも蓄電池の展望を伺うと、先行して太陽光パネルを設置した人達の契約が切れるころには蓄電池需要が増え、蓄電池価格が下がりそう、また、一条工務店も太陽光パネルを多くの顧客に提供していることから、蓄電池についても検討しているとのことで、蓄電池についても一条工務店に窓口を一本化できそうだと思います。
以上のことから、我が家は太陽光発電を導入することとしました。
太陽光パネルの設置費用と売電までにかかる費用
太陽光パネルを住宅の屋根と、カーポートに設置したので、合計25.83kw、設置価格は838.2万円、太陽光発電に必要な発電設備連携費用246,900円がかかりました。
発電設備連携費用とは、電柱にトランスを設置する工事などのことです。
電柱にトランス(バケツのようなもの)を設置するのに数十万円かかる場合もあると言われ、我が家も25万円ほどかかることになりました。
太陽光パネル代金は一条工務店の提携のセディナでは住宅ローン控除の対象になるとのことで、そちらで借りることにしました。(利率1.4%契約)
太陽光パネルの金銭消費貸借契約書では899万円の返済での契約になりましたので、この金額も住宅建築費に加算すると38,378,596円となりました。
33坪ですので、この時点での坪単価は1,162,987円とついに坪単価100万円の大台を突破どころか、110万円も超えています。
太陽光を塔載するかは非常に悩みましたが、契約期間が20年あったこと、晴天率が高い土地であったことから一条工務店からいただいたシュミレーションからさらに厳しめにしても、ローンの支払いに耐えられそうでしたので覚悟を決めて設置しました。
太陽光発電についてはまた別で記事にしたいと思いますが、現時点では設置して良かったと思っています。
また、我が家は一条工務店のラインナップの中のi-smartで建築しています。
前面タイル張りのi-smartに片流れの屋根前面の太陽光パネルは今では見慣れましたが、建築当初はかなりの存在感でした🌞
一条工務店のシュミレーション
一条工務店でも相当厳しめにシュミレーションしているようです。
実際運用してからの年間発電量はシュミレーション値28,231kwhと下回ることなく、パワーコンディショナーなどの機器の不具合も発生していません。
今後について
太陽光発電の旨味は年々減ってきているのが正直なところです。(というより、最初の制度設計がザルすぎましたね。そういう制度の歪みに気づくことが儲けのチャンスですね)
ただ、太陽光パネルの価格が下がってきていることから、災害対策などでの活用としては今後も選択肢としてアリなのではないでしょうか。
我が家も20年の固定買取終了後は蓄電池設置及び、隣接する実家への電力供給に我が家の発電所を利用したいと考えています。
みなさまの家づくりの参考になれば幸いです☺